日曜劇場『DCU』

2021年9月29日(水)

番組情報

撮影開始直前!
キャスト・スタッフの顔合わせに
TBSテレビ社長佐々木卓と
ケシェット・インターナショナル社の
アロン・シュトルツマンCEOが参加。
日本ドラマ界に新しい形の第一歩が刻まれた!!
TBSが来年1月からの日曜劇場枠(日曜よる9時)で放送する『DCU』。水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリーだ。「DCU」は、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決すること。“水中未解決事件を解明すること”が彼らのミッションだ。四方を海に囲まれ河川や湖、人工の水場も多い日本では遺体を水中に投棄・隠ぺいするなどの事件が数多く発生しているが、地上の事件に比べ解決率は低い。それは解決には多くの危険や困難を伴うからだという。もし水中事件や水難事故に特化した世界レベルの精鋭スキューバダイバー捜査官が存在したら? そうなれば、水中事件捜査の進捗と国内の治安を飛躍的に向上させ、日本の将来に明るい光を灯す強力な組織になるだろう。

本作はTBSがケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作するオリジナルドラマである。TBSテレビとケシェット・インターナショナル社が2019年に締結した「ドラマを共同開発・制作」する契約に基づく作品第1弾。

ケシェット・インターナショナル社は、世界的大ヒット作『ホームランド』で知られるイスラエルのテレビ局「Keshet12(ケシェット12)」をグループに持ち、ハリウッドでも活躍する世界との太いパイプを持つ総合メディア会社。代表作『ホームランド』は『24-TWENTY FOUR-』シリーズを手掛けて世界に名を馳せたスタッフが再集結して制作したドラマで、2012年のエミー賞・ゴールデングローブ賞を総なめにした大ヒット作。第8シーズンまで制作され、世界中に広くファンを抱えるサスペンスドラマである。ファセット4メディア社は、「DCU」のIPホルダーでありカナダを中心に世界市場に向けた革新的なテレビシリーズの開発、制作、配信を手掛ける制作会社。今回TBSと共同で開発・制作するドラマは、日本国内のみならず海外展開も視野においている。世界を見据えた新しい“潮流”にも注目だ!


このたび、撮影開始を目前に控え、主演の阿部寛をはじめキャスト・スタッフが一堂に会する「顔合わせ」が行われた。コロナ禍ということもあり、会場にはキャストと最小限のスタッフが集まりそれ以外のスタッフはリモートで参加するという“時流に沿った会”となった。そしてこの顔合わせにTBSテレビ代表取締役社長・佐々木卓とケシェット・インターナショナル社のアロン・シュトルツマンCEO、ファセット4メディア社の国際共同制作責任者・プロデューサー・アナスー・グリーンバーグらが参加した。TBSが制作した作品を海外メディアが買い付けて現地放送する方式ではなく、最初から国際的な視野に立って共同制作を行うという日本ドラマ界にとっても新しい形のドラマの第一歩がここに刻まれた。

※写真
左:TBSテレビ代表取締役社長・佐々木卓
画面左上:ケシェット・インターナショナル社CEO、アロン・シュトルツマン
画面右上:ファセット4メディア社国際共同制作責任者・プロデューサー、アナスー・グリーンバーグ
画面右下:ケシェット・インターナショナル社EP、アタール・デケル
右:DCU第一部隊隊長・新名正義を演じる主演・阿部寛

コメント

佐々木卓(TBSテレビ代表取締役社長)

この企画は、ケシェット、ファセット4という世界市場を相手に大活躍している会社のみなさま方と共同制作です。我々TBSも動画というコンテンツを世界に届けたいと意気込んでいるところですので、大きな一歩を踏み出せたと思っています。今日という日を迎えられたことは大変光栄でありますし、意義のあることだと思っております。
2年前くらいに初めて『DCU』の話を聞いたときに、水の中を潜って事件を解決していくと聞いてびっくりしました。このドラマがしっかり立ち上がって完成すれば “世界で初めてのコンテンツ” になるんだなとドキドキしたのを覚えております。
長丁場でもありますし、キャストのみなさん、スタッフのみなさん、健康を守りながら、走り抜けていただきたいなと思います。世界中コロナで閉塞感があります。このドラマがその方々の気持ちをほぐし、のびのびと明るい空気を世界中に届けられるとすれば、最高だなと願っております。こんな時代だからこそ、このドラマを世界に発信する意義があると思っています。

アロン・シュトルツマン(ケシェット・インターナショナル社CEO)

このプロジェクトに関して、私はとても熱い思いがあります。一番最初からこの企画の立ち上げに関わってきたので、実際にこうやって撮影が行われること感動が抑えきれません。こんな素晴らしい共同制作の機会に恵まれ本当に感謝しています。日本でドラマ制作をすることは、我がケシェット・インターナショナルの目標でした。そしてこの作品は、そのほんの始まりであることもわかっています。日本のテレビ業界の才能と能力を尊敬しています。TBSのような経験豊富で時代を常に牽引している会社に、イスラエルとカナダの会社がIP提供ができたことは、大変に光栄なことです。また日本で最も才能と名声を持つプロデューサーたち、俳優の方たちと一緒に物づくりができることも本当に恵まれたことだと思っています。コロナ下ですが、一日も早く日本にまた戻りたいです。次は必ずレッドカーペットでお会いしましょう!

アナスー・グリーンバーグ
(ファセット4メディア社 国際共同制作責任者・プロデューサー)

東京への脚本打ち合わせに行ったのが、コロナ前の私の最後の旅行でした。世界が変わってしまった中でも、今こうやって本当の意味でのインターナショナルな共同制作が行われているのは本当に素晴らしいことです。TBSはこの『DCU』というドラマに対して、最初からたくさんのサポートをしてくれました。私たちはこのような共同制作に関われて本当に光栄です。TBSが集めた非常に才能に満ちたスタッフおよび俳優たちと今日お会いできてうれしいです。この18ヶ月大変なこともありましたが、このドラマが大成功をおさめることを私は確信しています。撮影を見に行くのが待ちきれません。カナダ人の私たちにとって、日本は、イスラエルのパートナーとともに一緒にドラマ制作をするテリトリーとして大変理想な場所だとわかりました。なぜなら、プロジェクトというのは素晴らしいパートナーシップがあってこそ、羽ばたいていけるものだからです。このドラマを皮切りに、これからたくさんのドラマを皆さんと作っていけたらと願っています。

主演・阿部寛

みなさんのお話を伺いまして、ますます身の引き締まる思いで頑張っていかなければと思っております。アロンさんとは、2年ほど前に焼き鳥屋さんで話をしまして、やりましょう! と約束してくださったことが実現できるということで非常にうれしく思っております。 TBSの日曜劇場には僕は何本か出演させていただいていますが、この新しい流れをきちんと素晴らしい作品にしていかなければと思っています。今回はチャンスをいただいて、世界に出ていくドラマになるということで、楽しみにしていますし、全身全霊を注ぎ込んで演じていきたいと思います。よろしくお願いします。

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