TALK スペシャル対談
- Q. 共演が決まった時のお気持ちは?
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竹内結子さん(以下、敬称略):
久しぶりだなっていうのと、具体的な年数を数えました。もうそのくらい経ったんだって…木村拓哉さん(以下、敬称略):
そうですね。それは自分も全く一緒で指を折りました。その間にも自分は視聴者として観ていた作品もあったので、共演者は共演者だけど、知り合いにもう一回会えるんだなって気持ちで嬉しかったです。顔合わせで実際にお会いして、全然変わってないなっていう感じはありました。竹内:
ありがとうございます
- Q. 13年前と変わった所、変わってない所は?
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木村:
変わらないことは、"竹内結子"であること。そのまんまになっちゃうんですけど、そこは変わらないです。全然。変わったことというか、これは本当に女性としてもう1つ大きく強いものを纏ったんだなという感じはします。
- Q. 木村さんからみて竹内さんはどんな女優?
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木村:
なんて言えばいいのか…
どんな女優さんかなぁ。非常に客観視もされるし、自己分析的に自分が作品の中で担うキャラクターを色んな角度からご自身の中でアプローチしていく…そういう印象が大きいかな。
- Q. 竹内さんから見た木村さんはどんは俳優?
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竹内:
再会したときに何か変わったか、変わってないかと見ていたんですが、役柄が違うと関わり方も変わってきますし…変わっていない気もするし、でも変わった感じもする…。
印象としては、相変わらずシュッとしてるしかっこいいので、変わらなさっていうのはあるんですけど、沖田先生として見てしまっているからなのか、何か変わったような気もする…。何言っているか分からないですね(笑)。
- Q. ●●のために、生きてきた
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竹内:
1日頑張った!(冷蔵庫)開けた(ビール)出した!この一杯のために生きてきたとは思いません?日常に近い所で「ヨッシャー!終わった終わった!」って木村:
日常で来たな(笑)。
世の中の女性は「そんなわけないでしょ」って思うと思うんですけど、竹内結子、飲むよね?僕、本当にそれが意外でした。そっか。その一杯か。現実的にきたな…俺なんだろなぁ。うーん…これ難しいよね。
なんのために生きてきた…元々子どもの頃の夢は、卒業文集とかに「◯◯になりたいです」と書くときは「動物園の飼育係になりたい」って言っていたんだよね…。なんだろう。なんのために生きてきた。それを探してるまだ最中ですねえ。うん。だと思う。
ケンケン(松山ケンイチ)が話していた時、すごいなと思ったんだけど「自分の命を全うするために生きてんすよ」って言っていて、竹内:
なんて淀みない…木村:
お寺の偉い人みたいなこと言われちゃって。「こいつすっげえな」って思ったんです。竹内:
それに尽きるのかもしれませんね…人生、命全うするため木村:
に、俺は生きてんすよって。竹内:
私…もうちょっと徳を積まないと!木村:
ちょっと恥ずかしいですけど、本音として誰にとかではなく、求めてもらうために生きてると思います。
- Q. このドラマのここが面白いという所を教えてください
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竹内:
過去があったうえで今がスタートするドラマ。沖田さんがシアトルから帰ってきたことで、皆が嘘をつけなくなる。この状態がお話としてとても面白いと思います。色んな人が沖田さんに影響受けたり、与えたり。そうやっていくうちに本来は我慢していたこと、言わずにおいたこと、いいことも悪いことも、その人なりの隠していた物が全部出てくる。私はそこが楽しいなと思います。