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2014年4月27日放送
  • BS-TBS:5月1日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:4月30日よる11:00〜
ナレーター:坂口憲二
遺伝子発見!“1か月水を与えなくても育つコメ”開発! “干ばつに強いイネ”で、食糧難から世界の子供たちを救え!
ドリームメーカー:
農業生物資源研究所 主任研究員/
宇賀 優作さん
» ジャンル:農業・漁業・林業
» 日付順リスト:2014年4月

夢の扉の鍵

「二十歳の夢を描いた自分を裏切らない」 » 一覧へ
「2025年には、世界の27億人が水不足に直面する―」
人口増加や気候変動などによって、今後、深刻な水不足に陥る国が増えると予測され、
それに伴う食糧不足が懸念されるなか、世界各国の学者が研究を進めているのが、
“干ばつに強いイネ”を作ること。海外では雨水だけに頼る稲作が多く、その開発は急務だ。
こうしたなか、世界で初めて、“干ばつに強いイネの遺伝子”を発見したのが、
農業生物資源研究所の宇賀優作。宇賀は、『ゲノム=遺伝情報』を分析し、
新しいコメをつくる「イネゲノム育種」による品種改良で、
なんと、“1か月水を与えなくても育つイネ”の開発に成功した!

宇賀の原点は、大学時代にインドで出会った少年とのある記憶。
『この子たちが、お腹いっぱいご飯を食べられる研究をしたい―』
20代でそんな夢を抱いた宇賀は、以来、イネ研究一筋。
だが、周りからは、「国内では役に立たない研究だ」との声が・・。
契約期間内に、研究成果が出なければ、職を追われることに―。そんなプレッシャーの中、
宇賀を奮い立たせたのは、『若い頃に夢を描いた自分を裏切らない』という思いだった。

宇賀が注目したのは、イネの“根っこ”。約3万8千個あるイネの遺伝子の中から
地中深く下へと根を伸ばす遺伝子を、6年の歳月をかけて見つけ出した。
それを使ったイネは、実際に干ばつ地で育つのか。乾季のフィリピンで実験が始まった。
宇賀の思いとその技術は、乾いた大地に穂を実らせることができるのか―。

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