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2013年12月1日放送
  • BS-TBS:12月5日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:12月7日よる9:00〜
ナレーター:向井 理
新幹線の新型車両を支える“曲げガラス”のパイオニア 美しい曲線を描くフロントガラス製造〜 120日間に完全密着!
ドリームメーカー:
富山県砺波市 新光硝子工業 工場長/
関谷智宏さん
» ジャンル:乗り物
» 日付順リスト:2013年12月

夢の扉の鍵

「“やる”ではなく“やり抜く”」 » 一覧へ
上海のヒルトンホテル、カタールの国立美術館、金沢21世紀美術館・・。
国内外の様々な建物の窓や外壁などに使われている、曲線を描くガラスの“曲げ加工”を、
数多く手がける工場が富山にある。“曲げガラスのパイオニア”、新光硝子工業だ。
形状を変えて高速化し続ける新幹線の「フロントガラス」も、20年以上曲げ続けている。
世界中のどの企業もできなかった技術を編み出し、
常識を覆してきた職人集団を率いるのが、工場長の関谷智宏、52歳。
関谷は、ガラスの“声”を聞きながら、曲げ加工の生命線となる温度管理を綿密に行い、
ゆがみや気泡一つなく、ミリ単位の精度で美しいガラスを作り上げていく。

高校1年で中退した関谷。中卒では就職先も見つからず、ようやく手にしたのが
今の仕事だった。しかし、ガラスを曲げるのに必要な「三角関数」が分からない・・。
親戚から高校の教科書をもらい猛勉強。必死に仕事を覚え、地道な努力を重ねた。
関谷は言う― 『何となく商品ができて終わるのではなく、その技術を確立するまで
“やりぬく”ことが大切。“やる”ではなく“やりぬく”ことで、技術は進歩する』

今年、関谷が新たに挑むのは、最新型の「北陸新幹線」のフロントガラス。
これまでにない大きくて厚い板ガラスを一度に曲げる、究極の技術が求められる。
この道34年の関谷にとっても初めての経験は、想定外のトラブル、失敗の連続だった・・。
『いいものを作るのがプロじゃない。人に幸せを与えるのがプロや』
妥協しない男の120日間をカメラが追った!

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