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2012年12月16日放送
  • BS-TBS:12月20日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:12月22日よる9:00〜
ナレーター:坂口憲二
マグネシウムと塩水で発電! 夢の新型燃料電池を開発 〜無限の電力を生み出す“マグネシウムによるエネルギー循環社会”実現へ〜
ドリームメーカー:
東北大学 教授/
小濱泰昭 さん
» ジャンル:エネルギー
» 日付順リスト:2012年12月

主人公のその後

マグネシウムで究極の電力循環社会を! » 詳細へ
『子どもたちの時代、そしてその先に、安全で持続可能なエネルギー社会を残したい!』
日本のエネルギー政策で、いま、最大の争点“脱原発”。しかし、その代替案は―?
『これがその答え。発電所です!』 そう話すのは、東北大学未来科学共同研究センターの小濱泰昭、67歳。小濱たちのプロジェクトチームが開発したのは、『マグネシウム燃料電池』。酸化する際に発電するマグネシウムの特性を生かした電池で、マグネシウムを塩水につけるだけ、あとは、空気中の酸素と反応して電気をつくり出すというもの。有害物質を排出しない、未来の“クリーンエネルギー”だ。大容量化の技術も開発され、リチウム電池の5倍以上の電力量を確保できるという。
ほぼ無尽蔵の資源といえるマグネシウム。これまで多くの研究者が、その発電特性を実用化しようと挑んできたが、発火しやすく電解液に溶けやすいことから、“マグネシウムの燃料電池の大容量化は不可能”とされてきた。
だが、小濱は、ある特性を持った「マグネシウム合金」でこの通説を覆す―。
『普通はやらないことをやってみる。とにかく動く。やれば何か道が開けてくる!』
小濱たちは、使用済みとなった酸化マグネシウムを太陽光の熱によって精錬し、再びマグネシウムとして利用する技術も確立。目指すのは、マグネシウム燃料電池を使って無限の電力を生み出す“究極のエネルギー循環社会”だ。
この壮大なプロジェクトを実現するために、まずはマグネシウム燃料電池を世に知らしめようと、小濱は技術的に一番難しいと考えられる移動体への搭載を決断。福島県から故郷の宮城県まで、マグネシウムを燃料にした電動三輪車での走行実験に挑む。全走行距離約100kmの歴史的実験、果たして走破なるか―?

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