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2012年1月22日放送
  • BS-TBS:1月26日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:1月28日よる9:00〜
ナレーター:中井貴一
世界初!“誰もケガをしない”夢の車を! 硬くない車〜100%安全を目指す『エアバッグ車』
ドリームメーカー:
広島大学 総合研究科教授/
升島 努 さん
» ジャンル:乗り物
» 日付順リスト:2012年1月

主人公のその後

人にやさしい!走るエアバッグ » 詳細へ
『自動車のボディはなぜ硬いのか?』 誰もが常識として疑わない事に疑問を持った男がいた。広島大学教授・升島努。升島の専門は、細胞分析など生命のメカニズムを解明する「生命解析科学」。この分野の世界的権威だが、今、開発を手がけているのは、全く畑違いのモノ。車のフロントボディをエアバッグにしてしまうという新しい発想の電気自動車だ。「柔らかいエアバッグで覆えば、運転者だけでなく歩行者も安全な『誰もケガをしない車』ができるのではないか−」
その原点には、升島にとって忘れられない出来事があった。車で走り出そうとした時、目の前に飛び出してきた少女。寸前で事故を免れたが、自分の娘と同じ年ごろの少女を見て、事故の被害者や家族たちは、どんな思いでいるか・・・と考えた。 『交通事故の悲劇を少しでもなくしたい』。升島は自己資金で、エアバッグ車の開発に挑んだ。
研究や講演の合間を縫って通うのは、県内の小さな溶接工場。実用化に向けて大手メーカーに共同開発を申し込んだが、反応は「そんな車つくれるはずがない」。「それなら自分で作ってやる」と、溶接工場の社長をパートナーに、自動車の試作に取り組んだ。しかし、開発には多くの壁が立ちはだかっていた。
軽量化・コストダウン・・・。大手メーカーなら実験施設を使って取り組むことを、升島は、ホームセンターで見つけた部品で自らの手で作っていく。さらに難題のフロント部分のエアバッグの改良には、繊維メーカーやテントメーカーに、実際エアバッグ車に乗って衝突体験をしてもらい、試作を繰り返した。決してあきらめない升島の周りには、いつしかたくさんの仲間が集まった。
そして、迎えた最終段階。歩行者を想定しての衝突実験を実行。果たして本当に夢の車は完成するのか?

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