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2012年1月15日放送
  • BS-TBS:1月19日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:1月21日よる9:00〜
ナレーター:向井 理
『輪』に秘密が…発電量は従来の3倍! 洋上に浮く“夢の風車”でエネルギー問題の解決を!
ドリームメーカー:
九州大学教授/
大屋 裕二 さん
» ジャンル:エネルギー
» 日付順リスト:2012年1月

主人公のその後

風を集めて日本のエネルギーに! » 詳細へ
『洋上の自然エネルギーで、日本のエネルギー自給率を上げたい』
福島第一原発事故後、さらに注目される再生可能エネルギー。日本が抱えるこの喫緊の課題に“風穴”を開けた男がいる。「風のスペシャリスト」、九州大学教授の大屋裕二。大屋が取り組むのは、「小型の原発1基分に相当するエネルギー基地」となる風力発電だ。
風工学と航空宇宙工学の第一人者である大屋は、従来型の風車の約3倍の発電能力を持つ「レンズ風車」を開発した。秘密は、羽根の周りに付けた「輪」。太陽の光を集めるレンズのように、この「輪」が風を集める。    
開発からおよそ10年。その道のりは決して平坦ではなかった・・・。
「風が弱い」「音がうるさい」などの問題があり、日本では普及が進まない風力発電。この問題を克服するため、気圧、渦・・と『風を読む』大屋の研究・開発が続く。そして、ようやく、自ら風を集め騒音も吸収する、「効率世界一」という“夢の風車”が完成した。しかし、さらなる試練が・・・。
2007年9月、砂漠緑化のため、中国甘粛省の砂漠に設置したレンズ風車。だが、砂嵐によって破壊されたほか、強風で羽根が吹き飛んだ。   
自然の猛威と向き合いながら、一つずつ改良を進める。その大屋の周りには、町工場の経営者達が集まった。日本の町工場が持つその技術力を生かして、風車を進化させ世界への普及を目指す。
“夢の風車”の実用化に向けて、大型化を進めるなか、もう一つ課題が立ちはだかった。日本は、風車を設置できる「場所」が限られている。そこで大屋が出した答えは「洋上への進出」。日本を取り囲む広大な「海」に浮き島=『浮体』を設置して、風力に太陽光や波力をも利用した複合的な発電を行うという世界初の試みに挑む。浮体の上での洋上風力発電は成功するのか。壮大な実験への挑戦を追う!

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