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主人公のその後

2012年10月25日更新
『輪』に秘密が…発電量は従来の3倍! 洋上に浮く“夢の風車”でエネルギー問題の解決を!
ドリームメーカー:
九州大学教授
大屋 裕二 さん
風光明媚なカナダの大地に、2012年9月「レンズ風車」が設置されました。この風車を開発し、改良を続けてきた九州大学の大屋裕二教授。
羽根を軽くし、強度も高めた最新型のレンズ風車で、世界に挑みます。カナダでは、世界基準の性能試験を受けています。この試験でお墨付きを得て、レンズ風車を世界中に普及させることを目指しています。

さらに、「将来のエネルギー源の一翼を担う洋上風力発電所」を作るプロジェクトも進展しています。2011年、レンズ風車を載せて博多湾に設置した「浮体」は直径約20メートルでした。大屋教授が次に進めている計画では、浮体の大きさは約5倍の100メートル余り。風車も大型化し、1000世帯分の電力をまかなう洋上発電を行う計画を進めています。

「日本周辺に広がる海をエネルギー基地にする」という大屋教授の“夢”は、新たなステージに向かっています。
取材:今林 隆史

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