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2011年12月4日放送
  • BS-TBS:12月8日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:12月10日よる9:00〜
ナレーター:坂口憲二
『危機こそチャンスに変える時!』 牧場水没・・・どん底からの復活 〜鹿児島産“ブランド牛”で世界に挑む!
ドリームメーカー:
のざき牛 生産者/
野﨑喜久雄 さん
» 日付順リスト:2011年12月
『今は確かに業界の危機。しかし、危機こそチャンスに変える時』
国産肉牛の危機が叫ばれる現在、鹿児島で4700頭を育てる牧場がある。市場でも高値で取引されるブランド牛「のざき牛」を生産するのは、野﨑喜久雄、62歳。のざき牛は、全国コンクールで2度、日本一を受賞している。
しかし、これまでの道のりは決して平坦ではなかった。野﨑は、肉の小売店を経営していた40歳のとき、肥育家の父から130頭の黒毛和牛を買い取り、業務拡大に乗り出した。しかし、消費者の関心は輸入牛へと移り、借金がかさむ・・・。身を投げようと家族と岸壁に立ったこともあった。
『美味しいから高くても良い、というのは間違い』。品質を落とさず価格をどこまで下げられるか。野﨑は全国の種牛を見て歩いた。1頭の種牛と出会い、それまでになかった低価格・高品質の牛肉を開発。ようやく事業が軌道にのったとき、さらなる危機が野﨑を襲った。
2006年7月、川内川流域で発生した大洪水。のざき牧場の損害額は4億円に上った。そこで手を差し伸べたのは地元の人々だった。
こだわりのエサ、牛を“牛さん”と呼ぶ“コミュニケーション法”など、「のざき」独特の肥育法に注目した地元の鹿児島銀行が融資し、再建への道が開けた。洪水被害にあった牛舎を片付ける作業も助けてくれた、鹿児島銀行の行員を含む地元の人々は、『地元・鹿児島の和牛』に対する熱い思いを持つ“同志”だった。
その思いに応えるべく、今、野﨑は新たな夢に挑む。「日本が誇る黒毛和牛を世界中の人々に食べて欲しい」。そして、ともに苦労したスタッフの笑顔が見たい。まずは香港で、「のざき牛」のデビューにチャレンジ。野﨑の世界への第一歩はいかに・・・。

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