放送内容

過去の放送

2014年5月4日放送
  • BS-TBS:5月8日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:5月7日よる11:00〜
ナレーターは 坂口憲二
“空の救命ネットワーク”〜数百機のヘリコプターを交通整理!
安全・効率的な災害救助で、一人でも多くの命を救う!
ドリームメーカー:
JAXA航空部 研究員/小林啓二さん
夢の扉の鍵
「“間に合わなかった”という悔しさを力に」 » 一覧へ
東日本大震災の発生時、1日300機ものヘリコプターが、被災地の空を行き交った。
災害時に、地上の交通網が断たれればなおのこと、空からの人命救助がカギとなる。
だが、その運用は、消防、警察、自衛隊、とそれぞれ属する機関が異なるため、
すべてのヘリの運行状況を一度に把握することは困難で、現場は混乱したという―。
そんな問題を解決しようと、「空の救命ネットワーク」開発に取り組んでいるのが、
JAXA研究員の小林啓二。人工衛星を活用する小林のシステム「D(ディー)-NET(ネット)」を
ヘリに搭載すれば、要救助者の位置など、上空から収集したさまざまな情報を、
各機関の本部、そしてすべてのヘリ同士でリアルタイムに共有することができる。
空の救援活動の効率を飛躍的に向上させるシステムなのだ。

もともと航空機メーカーで、ヘリの自動操縦を研究していた小林は、
災害時に役立つヘリ開発を提案。だが、会社員の立場では思うような研究ができなかった。
会社を退職し、大学で「航空と災害対応」について研究を重ねた末、JAXAで行動に出た。
しかし、消防、警察、自衛隊と、縦割りの指揮系統の垣根を取り払うことは、
想像以上に困難を極めた。各省庁を回っては、「D-NET」の必要性を説く日々・・。
その間に、新潟県中越沖地震、岩手・宮城内陸地震が発生。そして、3.11が起きた―。

『また、間に合わなかった・・』 小林はその悔しさを原動力に、
1人でも多くの命を救おうと、「D-NET」の実用化を急ぐ。
そしてこの春、救急病院で運用されているドクターヘリと、全国の消防ヘリが、
初めて「D-NET」でつながる瞬間が訪れようとしていた―。

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