放送内容

過去の放送

2013年12月15日放送
  • BS-TBS:12月19日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:12月21日よる9:00〜
ナレーターは 坂口憲二
世界最速!? 突発的な竜巻を予測し命を守る!
雨粒を3D観測!“高性能次世代レーダ”で
気象観測革命!
ドリームメーカー:
大阪大学大学院 工学研究科 准教授/牛尾知雄さん
夢の扉の鍵
「忠実に真面目に努力する」 » 一覧へ
負傷者64人、住宅損壊1200棟超―。今年9月、埼玉・千葉を襲った竜巻の被害だ。
日本中どこでも、季節を問わず起こりうるが、わずか数分で発生する竜巻の観測は困難。
気象庁が発表する「竜巻注意情報」の適中率は、10%にも満たない・・。
そんな気象観測の現状に挑み、自然災害による被害を最小限に食い止めようと、
“次世代の気象レーダ”を開発したのが、大阪大学大学院の牛尾知雄准教授、44歳。

従来の気象レーダは、竜巻をもたらす積乱雲を観測するのに5分程かかっていたが、
牛尾の「フェーズドアレイレーダ」は、積乱雲の発達の過程を、約10〜30秒間隔で観測。
さらに、降雨の構造を、3次元(3D)で観測できるという高性能だ。
突発的な気象災害の監視や、いち早い予知・予測に役立つと期待され、
気象庁は、2014年度から、この次世代気象レーダの導入を決めている。

15年前、アメリカのNASAで雷や竜巻の研究をしていた牛尾は、ある疑問を抱いた。
「積乱雲は数秒単位で発達するのに、なぜデータは数分間隔しかないのか?」
そして、従来のレーダの欠点を補うべく、まったくゼロベースからの開発が始まった。
だが、『そんなものいるのか?』と、研究自体の必要性を問われる。研究費は集まらない。
それでも、牛尾がこの研究を続けられたのは、恩師のある言葉があったから―。

『自らの疑問に忠実に、そして自分のオリジナリティを信じる』
自然災害の“壁”に立ち向かう、静かで熱い研究者の挑戦に迫る。

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