毎週土曜 よる9:54〜
和心百景

みどころ
長く受け継がれてきた日本各地の伝統工芸品。そこには歴史や職人の技、そして「こころ」が込められています。
放送内容
■第226回〜第228回
東京『東京アンチモニー工芸品』
≪第226回 3月6日放送≫
東京の伝統工芸品「東京アンチモニー工芸品」
アンチモニーとは鉛に錫やアンチモンという金属を混ぜてつくる鋳物のこと
縮みにくいという特性をいかしすことで繊細な表現ができます
また、鋳物なので大量生産することもできます
トロフィーなどはアンチモニーの代表的な製品です
≪第227回 3月13日放送≫
東京アンチモニーは熱した鋳型に金属を注ぎ、
その後、鋳型を冷やし金属を固めていきます
冷やす時間やタイミングを間違えれば、模様がきれいにできなかったり、
ヒビが入ってしまうことも
職人には型に合わせて調整する技術が必要なのです
≪第228回 3月20日放送≫
アンチモニーの主原料は鉛でしたが、80年代になると鉛に輸出規制がかかることに
職人たちは安全な錫を用いて、新しい製品を作り始めました
錫は安全である反面、その加工には高度な技術が必要でした
これまでの技術と努力により、食器など新たな製品を作っています
出演者
ナレーション:
笛木優子
テーマ曲:
「懐かしの里山へ」/葉加瀬太郎