ロンドン最後の夕食。…とはいえ、直前のロケで、ティーパーティーの達人・ジュリアナさんの、すっごくおいしい手作りお菓子を、お腹一杯食べてしまったスタッフ。何かちょっとお腹に入れようか…ぐらいの気持ちで、ホテル近くのレストランへ。
ノッティングヒルにある『Hereford Road』は、とある人気のレストランで修行したシェフが始めたばかりのお店。
ちなみに、修行先のレストランは、「動物1頭、全部食べつくそう!」というのがコンセプトだとか。エコが話題の今、脂ののった肉だけでなく、内蔵もすべて捨てずにいただく…というのは、実にホットだ。とはいえ、おいしくなければ、流行らない。果たしてそのお味は…?と、チャレンジしてみることにした。
まずは、「鴨のレバー」から。一口食べて…「ウマイ」!…やわらかいレバー。そして、舌に広がるのは、繊細で複雑なソースの味…。これまで食べたロンドンの豪快な肉料理も好きだけど、これは、全く違う。今までのレストランのように、「ソース下さい!」とシェフに言ったら、怒られそうだ。
続いて「子羊のすい臓と舌」。少々脂ののった肉に、ソラマメとミントの葉が、ピッタリで、こちらも非常に美味。ハズレのない料理に、調子に乗った我々は、ついに、「子牛の脳みそのフライ」にチャレンジ!分厚く切ったレモンの果汁をたっぷりかけて、口に運ぶと…サクっとした食感。そして中は、ふっくらやわらかい…まるで白子のよう。話題性だけでなく、手間隙かけた数々の料理。お腹が一杯だったことも忘れ、食をじっくり堪能できた、ステキな最後の夜だった…。
店:
Hereford Road住所:
3 Hereford Road, London, W2 4ABXTEL:
020-7727-1144
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この後、店の中も外も、OL&ビジネスマンたちで満席に…!
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おしゃれなインテリアの店内
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中央には大きな天窓が。夕暮れを眺めながらのワインもサイコー!
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「鴨のレバー(Duck Livers)」
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「子羊のすい臓と舌(Lambs Sweetbreads and Tongues)」
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「子牛の脳みそのフライ(Deep Fried Calf’s Brains)」