新体操の作品に出演すると聞いたときの感想
最初、新体操と聞いた時は、リボンやフラフープを使う女性のスポーツ…という印象が強くて、僕達が演じる“男子新体操”というものを、今まで聞いた事がなかったので、前もって動画で調べたりしました。
初めて見た男子新体操は、アクロバッティックで美しく、感動したのですが…、「これをやるのは無理だ!!」と思いましたね（笑）。
それでも「実は、動画で見ているよりも簡単なのかな〜。」と思ったりもしたのですが、そんな期待は見事に裏切られ、本当に難しかったです（笑）。
“タンブリング”などのアクロバットの部分も、もちろん難しいのですが、踊りの部分の方が、一人がどんなにうまくても、周りが揃わなければいけないという点で難しいですね。
自分だけ練習すればいいというわけではなく、皆一緒に練習するからこそ良いものが出来ると思います。
演技をビデオで撮って、みんなで見ながら「意外といいじゃん！」とか、「ココがダメだなぁ。」と言い合ったりしているのですが、皆の努力が重なって、ひとつのものが出来るという事に感動しましたね。
金子敦について
金子敦の頭の中には、“新体操”という３文字しかないくらい、新体操が大好きなんだ！と思って演じています。
金子は、“元々、器械体操をやっていた”という設定で、他の出演者より出来ていないといけないので、最初の頃、バク転をする事が苦手だった自分としては、大変苦労しました。
それと、実は、金子敦は負けず嫌いな奴なのではないかと思って演じています。
自分も負けず嫌いなところがあって、新体操の練習中も、誰かが新しい技を出来るようになると「よし自分もやってやろう！！」と思って奮い立つのですが、出来なくて悔しい…と思う事があって、そういった思いを金子も過去にしたんじゃないかなぁ…と思って演じています。あとは、自分から新体操部を盛り上げようという、ムードメーカー的存在ですね。部員達といる時の金子は、明るく、時に一言多い奴です（笑）。
そういった部分は自分とは全然似ていないと思いますが、共演者の皆からは、ムードメーカーだと言われます。
自分は普通に過ごしているつもりなんですけどね（笑）。でも、冨浦くん以外はみんな年上なので、みんなに可愛がっていただいていて、ムードメーカーだと皆に思ってもらえるのはとても嬉しいです。
ドラマのキャラクター達が、新体操に夢中になっているように自分自身が夢中になっている事はありますか？
ゲームですね。瀬戸くんとか他の出演者の方も、ゲームが好きなので、休憩中に通信機能を使ったりして、一緒に遊んでいます。
撮影の合間にやるとリラックスする事が出来るんですよ。
金子役を演じる上で常に気をつけている点はありますか？
撮影に入る前は、どう演じたらいいのか、すごく迷っていました。
金子は、面白い奴なので「自分が演じてつまらなくなったらどうしよう…」とか、そういう不安ばかりです（笑）。
あとは、彼は常に敬語を使っているので、スムーズに敬語が出てくるように普段から気をつけています。おかげで、今は自然と出てくるようになりました。
視聴者の皆様へメッセージ
タンブリングというドラマは、新体操だけでなく、高校生活における様々な事が凝縮されているドラマです。
自分達が演じる上で感じた感動を、画面を通して皆さんにきちんと伝えていきたいなと思っています。
新体操の面では、一つの目標に全員で向かっていく姿を見ていただけたらと思っています。
そして、金子敦というキャラクターは、「みんなが和める存在になれたらいいな。」と思っているので、温かい目で彼を見守って欲しいと思います！
是非、放送を見てください！！