TBS「タンブリング」

2010年4月スタート 土曜よる7時56分

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インタビュー

【VOL.8】 賀来賢人さん

新体操の作品に出ると聞いたときの感想

新体操と聞いた時は、女子新体操のリボンのイメージしか浮かびませんでした。
それから、初めて国士舘新体操部の方々の試合を見た時、素晴らしくて感動したのですが、自分たちが新体操の練習をしていくうちに、最初見た時よりも凄さがわかるようになりました。
自分達が上手くなってきている分、国士舘の方々との差が歴然とわかってしまうんですよね(笑)。
キャストのみんなとの差も気になり始めましたが、みんなと競い合い、そしてお互いに高めあって、自分も頑張ろうと思っています。

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このドラマを始めて、自分自身、変わったところはありますか?

自分の筋肉と会話する時間が増えましたね。練習が終わった時に、筋肉に向かって「大丈夫か。お前まだいけるのか。」という確認を毎日していて、鏡を見るたびに「お前、大きくなったな…。」と話しかけたりもします(笑)。
生活で変わった事と言えば、よく鼻歌を歌うのですが、最近は新体操を演じる時にかかる曲を歌ってしまう事が多いです。
日常生活に新体操が入ってきてしまうくらい体に染み込んでいるという事ですよね。
以前、裕典くん達が撮影中で、僕が休憩だった時、最初はカメラの端で裕典くんの撮影を見ていたのですが、気付いたら鼻歌を歌いながら振り付けの確認をしていました。
本当にそれほど新体操が体に入ってきています。今、その曲が流れ始めたら、勝手に体が動く自信があるほどです(笑)。

現場の雰囲気はいかがですか?

現場は面白いですね〜。連続ドラマはあまりやったことがなかったので、入る前は不安でした。
「若者が9人も集まったら、仲良くない人も出てくるだろうな。」と思っていたのですが、撮影が始まる前から一緒に新体操の練習をしているので、皆と通じ合うことが出来ていて、毎日が部活のような感覚でとても楽しく撮影をしています。
日暮里は普段テンションが高いので、お芝居じゃないときは極力体力を温存して静かにしていよう…という方針でこっそりやっているんですけどね(笑)。

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日暮里圭児について

最初は「どう日暮里を演じようか…」と悩んでいました。けれど、撮影に入ってから、思いっきり演じてみたら“日暮里らしさ”を出せたような気がしています。
日暮里は、航の金魚のフンみたいなイメージで、皆さんに「うっとおしいなぁ、こいつ。」と思ってもらえるように芝居をしています。
そんな日暮里でも、航と亮介がケンカしている中に仲裁に入るというシーンでは、いつものおちゃらけた日暮里ではないお芝居をしなければいけなかったのですが、すんなり自分に日暮里が入ってきて、迷わずに演じる事が出来たので、「日暮里が身体にはいってきているんだ!」と実感しました。
今では満足して日暮里を演じる事が出来ています。
自分と似ているところはあまりないと思いますが、気の知れている人と一緒にいる時は日暮里と似ているところもあるかもしれません。
でも、基本的には自分は人見知りで、根暗なので、全員“敵”の気持ちで常に生活しています(笑)。

ドラマのキャラクター達が、新体操に夢中になっているように自分自身が夢中になっている事はありますか?

はまっている事は、美味しいものを食べる事!今までは、“食”に興味がなかったのですが、「美味しいものを食べないと人生損だ!」と思うようになりました。
隙あらば、お店を探しています。もう20歳なので、さらに大人になろうとしているんです(笑)。暗い照明のお店に行ってみたり(笑)。
「雰囲気から始めようかな♪」と思っています。僕は和食が好きなので、今は、美味しくてオシャレで薄暗い照明の和食屋さんを探しています(笑)。

視聴者の皆様へメッセージ

今回は、吹き替えなしで新体操部分も演じているので、演じているうちに上手くなっていったり、伸び悩んだり…というのは、リアルに現れるものだと思いますし、「やれば出来るんだ!」という努力の過程をみなさんに伝える事が出来れば…と思っています。
ドラマの中で、日暮里達も頑張って練習しているので、「自分達も頑張らなければ!」という気持ちにさせられていますね。
日暮里が新体操を始めるのは、自分の意思ではありませんが、これから彼の気持ちがどうやって本気になっていくのか…日暮里という人間がどう成長していくのかを見ていただけると嬉しいです。

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