TBS「タンブリング」

2010年4月スタート 土曜よる7時56分

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インタビュー

【VOL.4】 大東俊介さん

企画をもらった時の感想はいかがでしたか?

このお話をいただいた時は、男子新体操の知識がまったくなくて、初めて演技を見た時は、とにかく衝撃がすごかったです!
がっちりした体型の男の人達がやっているのですが、すごく繊細で、しなやかで、体が伸びる所は伸びていて、人間じゃないような動きになっているんです。
この表現が合っているかどうかはわからないですが「妖精」みたいだなぁと思いました。
演技を見て、「これは間違いなく、すごく過酷な3ヶ月になるなぁ…。」と一瞬でわかりました。
でも、実は3ヶ月どころの話ではなくて、新体操の練習が始まった去年の秋から過酷な生活は始まっているんですけどね(笑)。
新体操の練習は本当に大変で、「あ〜もっと学生時代に部活を一生懸命やっておけばよかったなあ。」と思うくらい、今、部活をやっている気分です(笑)。 技の一つ一つがすごく難しく、思うように進まない事が多いですが、確実に何かが変わっていっているのは事実で、そういう実感を最近よく感じるようになりました。
アスリートみたいな悩みですよね。なぜなら僕達はイケメンではなく…『スポメン』なので(笑)。
新体操の団体演技というのは6人が3分間に1つのマスの中で、演技をするのですが、立ち位置も常に変化しますし、お互いにタイミングを合わせなければいけないんです。
どうやってタイミングを合わせるかというと、呼吸と目で合図するんです。
呼吸でチームワークを取るという事は、1つの作品を作る事でも同じ事が言えますし、僕らが何かに取り組む姿勢を見て頂いたら、勇気が湧いてくるドラマになるのではないかな…と思います。
なぜなら、お芝居をやりながら新体操を演じるという新しい事に挑戦していて、本気で皆さんに見せられるものにしようと取り組んでいるので、俺達自身、相当気合が入っているからです!
と言いながら、自分達を追い詰めています(笑)。

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このドラマを始めて、自分自身、変わったところはありますか?

すごく変わりましたね。ものすごい運動量なので筋肉が付くはずなんですが、すごく痩せた感じがします。
普段使っている所と違う筋肉を使うので、どんどん体の形が変わっていきますね。あとは集中力かな。
僕は団体競技とかやった事がなかったのですが、3分間の演技中、皆とつま先まで呼吸を合わせるという事は、自分だけ良ければいいという事ではないと思うし、自分より上手な人に呼吸を合わせて練習をするからこそ、上達していくんだと思うんです。
それはものすごく集中力がいる作業で、3分間が終わった後の疲労が尋常じゃないですが、その集中力というのは、他のお仕事でも活かせると思いますね。

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視聴者の皆様へメッセージ

僕が演じるのは、ヤンキーで、一匹狼で誰ともつるまない木山龍一郎という役です。
ドラマは、男子新体操をテーマにしていて、学校の新体操部が舞台になるのですが、そこに集まるキャラクターは、すごく個性豊かで、最初から新体操を志している人や、航たちのようにふとしたキッカケで新体操に辿り着いたり、様々です。
大切なのは、時間ではなく、“それを目指す気持ち”という部分に、僕は刺激を受けました。
スポーツは、本気でぶつかるから、気持ちが通じ合うのに一番手っ取り早いものだと思っています。
少し前にオリンピックをやっていましたが、オリンピックでなぜ、日本の選手達に勇気をもらったり、感動をもらったかと言うと、日本を代表してひとつの事に取り組む姿勢が、見ている方々に共感を与えるわけで、僕達も、吹き替えなんかでやっていたら何も伝わらない…出来るか出来ないかよりもやりきる事…。
それで初めて伝わることがあるのではないかと思っています。
とはいえ、僕らがやることはお芝居なので、個性豊かなキャラクター達がどうやってうまくやっていくのかというのも、みどころだと思います。
見ている方の気持ちの起爆剤になるような、自分自身をすごく刺激できるドラマになっていると思いますので、是非見て頂きたいと思います。

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