コラム|TBSヴィンテージクラシックス:TBSテレビ

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ヴィンテージクラシックスの時代〜その背景〜2014.12.30

ボタン写真 2013年、TBSの倉庫から、不滅の名演の数々が発掘された。
それは、「音楽界の事件」とまでいわれた。
ハイフェッツ、カザルス、ロストロポービッチ、ケンプ、バックハウスなどなど。
これだけの巨匠たちをなぜTBSだけが録音できたのだろう。
その背景となる音楽プロデューサーたちの思想と行動。民放草創期の
逞しい活力。以下に連載中です。

◎雑誌「調査情報」
「お前はただの過去ではない“クラシック”に何が可能だったのか〜ラジオ東京音楽部の夢1953-1959〜」
2015年1月1日号で連載第7回となります。




【戦争と平和】
数日で、年が変わる。戦後70年となる。新聞、テレビは、こぞって「戦後」を検証することだろう。
戦後9年目に「戦争と平和」という痛哭の番組があった。トルストイではない。ニッポンの戦争と平和である。あの武田泰淳(ひかりごけ)が書き下ろし、黛敏郎(東京オリンピック)が劇伴を付けた。放送は、ラジオ東京(現TBS)が企画制作した。傷痍軍人の呻きやストリップを実録するなど地を這う取材である。
あの戦争そのものと、戦争を忘れたかのように走り始めた世相を告発している。
「お前はただの過去ではない“クラシック”に何が可能だったのか〜ラジオ東京音楽部の夢1953-1959〜」連載第7回に詳しく書いた。
雑誌「調査情報」1月1日発売号。定価731円。

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