見どころ

IBF世界フライ級タイトルマッチ

2階級王者・井岡一翔が満を持して、日本最速15戦目での3階級制覇に挑む!
ここまで数々の記録を塗り替えてきた井岡に課せられた新たな使命。
叔父で元2階級王者・井岡弘樹が届かなかった井岡家の夢、3階級制覇へ!

昨年、3年連続となる大晦日の舞台で井岡と同じく無敗の
最強挑戦者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)を判定で下し、
ライトフライ級最強を証明した井岡。
次なる標的は一階級上のIBFフライ級の王座。
相手は井岡と因縁のあるIBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロン(タイ)。
アマチュア時代の08年キングスカップ準決勝で井岡一翔を倒した経歴を持ち、 数々の国際大会で優勝、北京オリンピックにも出場経験を持つ。
プロ転向後はアマチュア時代に培ったテクニックをいかし、
ここまで12勝(5KO)無敗。

井岡とアムナット、昨年大晦日に続いてまたも全勝対決となる世界戦!
日本最速3階級制覇へ!井岡は因縁対決を制し、
新たな記録を刻むことができるのか!?

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ

ボクシングの統括4団体のうち、WBC、WBA、IBFの3団体で
世界王者となった高山勝成。2度目の防衛戦は、自身7年ぶりとなる日本人対決に決まった。 

昨年3月、敵地・メキシコで悲願のIBF世界ミニマム級王者となった高山は、
その年の12月3日、4年5ヶ月ぶりにあがった国内のリングで、初防衛に成功。
最高の1年を締めくくった。
そんな高山の次なる目標、それは、いまだ誰も成し遂げたことのない、
同一階級4団体での王座獲得である。その目標を達成するためにも、
絶対に負けられないのが今回の防衛戦だ。軽快なフットワークとスピード、
豊富なスタミナ、そして海外で積み重ねたキャリアを武器に、KOを狙いにいく。

そんな高山に挑むのは、4団体(WBA、WBC、IBF、WBO)全てで世界ランク入りを
果たしている31歳のベテラン、元東洋太平洋ライトフライ級王者の小野 心。
小気味いいステップワークから繰り出される、切れのいいパンチで難敵を次々と
倒してきた。そして、デビュー12年目でようやく世界ランク入りを果たした苦労人だ。 小野にとっても、待ちに待った今回の世界挑戦。
王者、高山を倒しに来るはず!

テクニカルな打ち合いになることは、間違いない!
高山がKO勝利をおさめ、
史上初の同一階級4団体での王座獲得への道を開くのか・・・
それとも、
初の世界に挑む小野が念願の世界チャンピオンのベルト奪取となるのか・・・