見どころ

2階級王者・井岡 連続KO防衛なるか!?
浪速の番長・宮崎 王座統一戦!

昨年大晦日、同時に世界タイトルを獲得した井岡一翔と宮崎亮。
そして今年の5/8には、見事なKO勝利で、揃って初防衛に成功した両チャンピオン。
同級生で同門、そして無敗で世界の頂点に立った2人のチャンピオンが、今度は同じように世界の頂点を経験している相手に2度目の防衛戦に挑む!

数々の難敵を退けて2階級制覇チャンピオンとなった井岡一翔。
本来の階級ライトフライ級の初防衛戦でも、長年にわたり世界ランキング上位に居続けるヴィサヌ・ゴーキャットジムに対して9RKO勝利。
もはやライトフライ級の世界ランカー上位選手がことごとく井岡との対戦を拒否する中、挑戦へと名乗りを挙げたのが、元WBA世界ミニマム級王者・クワンタイ・シスモーゼン。 28歳ながら45戦のキャリアを誇るタフネスな猛者。
クワンタイは、デビューで引き分けた後、31連勝してWBA世界ミニマム級のタイトルを獲得。しかし、元IBF世界ミニマム級王者ムハンマド・ラクマン(インドネシア)との初防衛戦、2回にはダウンを奪い、中盤まで大きくリードを奪っていたにもかかわらず、9回ボディーブローでダウンを奪われ、そのまま逆転KO負けで初防衛に失敗。人生、初黒星で王座を陥落してしまった。 しかし、その後再起戦を含め12連勝で再び世界の頂点を狙える位置までのぼってきた。
そんなクワンタイに対し、適正階級に戻った井岡が、5月に続いてのKO勝利で2度目の防衛を飾ることが出来るのか?!
一方、満を持して昨年大晦日に世界初挑戦で見事世界チャンピオンとなった宮崎亮。
適正階級から1階級下のミニマム級での初防衛戦、メキシコの若武者カルロス・ベラルデと壮絶な打撃戦を繰り広げ、一進一退の攻防を4回まで続けたが、5回から一転、足を使って距離を取り、2分過ぎ衝撃の一発右フックでベラルデを失神KO。
見事、関門とされた初防衛戦をクリアした。そして迎える9月、今度の相手は同階級の暫定王者・ヘスス・シルベストレ。
23歳と若いながらも30戦のキャリアを積んでいる暫定王者との王座統一戦! 身長&リーチとも163cmといわれる暫定王者シルベストレ。王者・宮崎がいかにして自分より高い身長&リーチの相手と戦うのか!?
そして、これをクリアして、晴れて無敗のまま適正階級のライトフライ級へと階級を上げる事ができるのか!?
“日本最速2階級制覇王者”井岡一翔と“浪速の番長”宮崎亮のW世界防衛戦。
井岡と宮崎は、同門&同級生という固い“絆”で、試練の2度目の防衛戦を乗り越える事が出来るのか?!