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見どころ

2009年11月29日。日本中が注目した、亀田興毅との“世紀の一戦”に敗れ2年以上にわたり死守してきた世界王座から陥落した内藤大助。
その後2ヶ月間の沈黙を破り、遂に2010年1月「現役続行」を宣言した。

その内藤が復帰戦で迎え撃つのは、自身よりひと回り以上若い22歳のリエンペット・ソーウィラポン。身長は低いものの、若さを生かした俊敏なフットワークと強打を武器とする好戦的なインファイターだ。

内藤の当面の目標である現王者・ポンサクレックはサウスポー(左利き)。しかし、リエンペットはオーソドックス(右利き)ボクサーである。サウスポーではなく敢えてオーソドックスを選択した理由について、宮田ジムの宮田博行会長は「サウスポーの亀田興毅戦で受けたマイナスイメージを払拭し、内藤本来の切れのあるボクシングを取り戻させるため」と説明している。

再び世界の頂点を目指す内藤にとっては絶対に負けられない一戦であると同時に、王座陥落のトラウマから脱するために非常に重要な意味を持つ復帰戦と言える。 過酷な苦しみを伴う現役続行を決意した35歳の国民的人気ボクサー、その覚悟の戦いぶりを見届けたい!