TBS「世界クロスカントリー2023」

2年に1度開催される陸上・クロスカントリーの世界No.1決定戦「世界クロスカントリー」
クロスカントリーとは陸上長距離の1種目で、トラックやロードではなく、野原・草原・森林・丘陵など、
自然の地形を利用して行われ「草原の格闘レース」とも呼ばれている。
今回の開催地は、オーストラリア南東部・シドニーから北西に約200kmの位置にあるバサースト。
新型コロナウイルスの影響による2度の延期を経て、前回大会から3年ぶりの開催となる。
シニア男女のレースと、19歳以下の選手が出場できるU20男女のレースが行われ、 今後オリンピックや世界陸上といった世界の大舞台で活躍が期待される選手たちが数多く出場。

日本からは女子長距離のエース田中希実(豊田自動織機・23歳)が参戦。
東京オリンピック女子1500m8位入賞、去年の世界陸上オレゴンでは史上初の個人3種目(800m・1500m・5000m)に出場した田中が、
ケニア・エチオピアなど長距離強豪国の選手たちとどんな勝負を繰り広げるのか。
さらにU20世代注目のランナーたちも世界に挑む。
去年のU20世界陸上男子5000mで7位入賞を果たした吉岡大翔(佐久長聖高3年・18歳)は、 11月に従来の記録を8秒以上更新する驚異的な5000m高校記録(13分22秒99)をマーク。 この春から順天堂大に進学する吉岡が、高校最後にどんなレースを見せるのか。
そして、U20世界陸上女子1500m6位入賞の澤田結弥(浜松市立高2年・16歳)も世界クロスカントリー初出場。
1500mでU20日本歴代2位の4分12秒87というタイムを持ち、日本陸連のダイヤモンドアスリートにも選出された未来を期待されるスピードランナーが、再び世界の舞台で輝きを見せる。
この他にも、高校駅伝などで活躍し、将来を期待される次世代ランナーたちが登場する。

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