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毎週金曜よる10時

インタビュー

Vol.09 徳山秀典 (河井金太 役)

台本を最初に読んだときの感想

台本をもらう前から、監督に 「金ちゃんは明るくいてほしい。見ている人にとっての救いでもあると思うから」 という風に言われていたので、読む前から構えました。実際に読んでみると、未来や過去が所々に入ってきたりするので、難しくて “パズルのような台本” という印象を受けました。

金ちゃんは監督から言われたような存在になっていると思いますか?

う〜ん、どうですかね。難しいですね…。表情の作り方とか、すごく気をつけて演じています。金太は保護監察中という身で、暗い過去があるわけですし、ただのお調子者ではないんですよね。そういう人がなぜ明るくなったのかというバックボーンが見え隠れしないと嘘つきになってしまうので、台詞の一言一言に気を遣います。石井監督も 「これは金太がやったらすごくおもしろいけど、抑えようか」 とか、逆に 「ここはもっと出していこうか!」 とか、すごく細部にまでこだわって演出して頂いています。今まで金太のような明るい人間をあまり演じてきたことがなかったので、僕にとっては一つの挑戦で、最初はすごくナーバスになりました。監督の顔を見ると 「またなんか違ったかな…?」 とか気になって、監督の目ばかり見ていましたね。最近は、周囲の人から 「明るくなったね」 と言われるので、役に引きずられる僕としては 「あぁ、金ちゃんになってきたのかな」 と感じています。 (  )

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