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毎週金曜よる10時

インタビュー

Vol.03 松本潤&中井貴一 対談

松本さんから見た中井さんはどんな印象ですか?

松本 (以下 松) : 最近では 『風のガーデン』 を見させて頂きましたが、過去にご出演された作品はいくつも見させて頂いています。僕が生まれる前から役者をやられている “ THE プロ ” の中井さんとご一緒させていただけて、こんなに光栄な事はないと思っています。先ほどお話させて頂いて、本当にプロ意識が高くいらして、3カ月間同じ現場で過ごさせて頂き、色んな部分で勉強させて頂きたいと思っています。

 : 勉強するとこ、本当にないよ。俺、いま (役を) 降りた方がいいかもしれないな。今のいい印象のままの方がいいよね。一緒にいてものすごいがっかりされるのイヤだもん (笑)。

 : そんなことないですよ。現場でご一緒するのは、もちろん緊張もすると思いますけど、楽しみです!先ほどお話されていた中ですごく印象に残る言葉があって、「プロというのは、ひとつの仕事が終わったらまたゼロに戻る。そしてゼロからまたスタートさせないといけない。役者というのはそういうものだ」 という話をされていたんです。実際にはそういう方たちだけではないと思うし、僕もそう言えるかと言われたら、言えないし…。でもそれが本当のプロなんだという事を、ご自身でも背負って実践されている。ほんとに全くスキがないなぁと思いました。

 : スキだらけです!ものすごいスキだらけ (笑)。

 : その話がすごく印象的で、その瞬間、濃い3カ月が始まるなって楽しみになりました。こんなチャンスは滅多にないですから。

 : 僕も “松本潤” と一緒にやれるチャンスは滅多にないと思う。ただ、役者って過去の栄光ではメシが食えないという事なんですよ。過去にどんな名作に出ていてヒット作を作っても、次が失敗したらもうダメなんです。僕らフリーランスの仕事の場合はそのくらいの覚悟で仕事しないとダメ。本当に仕事が来なくなるんです。俺も松本君もそういうつもりでやってるんだから、TBS もお願いしますよ、ってことを遠まわしに言っておこうかな (笑)。 (  )

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