コメント

瀬戸口克陽プロデューサー

タイトルに込めた思い

笑顔にも色々な種類があって、それぞれの笑顔の奥にはいったいどんな思いが込められているのか――
"笑顔"がこのドラマを象徴する重要なキーワードなので、それをストレートにタイトルに託したいと思って、「スマイル」というタイトルにしました。
ドラマが始まる当初にタイトルから受けていた印象が、回を追うごとに二重三重の意味を背負っていき、時に切なさを感じさせるような、あるいは、だからこそ、そこに救いがあるような、そんな深さを感じさせる物語にしたいと思っています。

キャスティング理由

松本潤くんは、花男をやっていた時から、「ぜひまた一緒に仕事をしたい！」と思っていました。俳優・松本潤のポテンシャルは素晴らしいものがあると思っているので、人間の光と影を背負った「ビト」という役をいったいどう演じてくれるのか。「ビト」とどっぶり向き合って、大人の俳優としての新たな魅力を見せてくれることを期待しています。

この役の一番のポイントは「とにかく笑顔が素敵であること」。まさに新垣さんの明るく太陽のような笑顔は、ぴったりです。声以外で様々な感情を表現するという難役だからこそ、同世代の中でもずば抜けた存在感と感性を持つ新垣さんに、トライして欲しいと思ってお願いしました。彼女ならドラマ史に残るヒロインを演じてくれることでしょう。

中井貴一さんは、我々の憧れでもあり、日本を代表する俳優さんだとずっと尊敬してきた方なので、今回、骨太な作品に挑戦するにあたり、どうしてもご出演して頂きたいと企画当初から思っていました。文字通り、「しつこく口説いて」ご出演頂けるお返事を頂けて、とても光栄に思いますし、身の引き締まる思いでいっぱいです。