banner_AD
コンテンツへジャンプ

ここからコンテンツです

TBS日曜劇場「佐々木夫妻の仁義なき戦い」

第8話 03.09(日)よる9時

離婚調停の場で「もう一度チャンスをくれないか?」という法倫(稲垣吾郎)の言葉に、涙する律子(小雪)。家庭裁判所を出ると、自分の悪いところも認めて素直に謝る律子は、「これからもよろしく」と法倫に握手を促すが、法倫は先ほどの言葉を覆すかのように「謹んで、ごめんこうむる!」と言い放つ。その言葉を聞いて、凍りつく律子。すると法倫は冗談だと笑いながら、あらためて律子と握手を交わした。が、このとき律子は、法倫になにか裏があると感じる。

だが、その日からの法倫は、律子とこれから生まれてくる子どものために、今まで以上に律子に対してかいがいしく世話を焼くようになる。身の回りのことはもちろん、病院で行われる出産のためのレクチャーにも積極的に参加する一方、その世話は仕事場にも及び、ストレスは胎児に悪影響を与えるからと、律子が担当するクライアントの案件も法倫が処理をするように。「この機会に私のクライアントを奪うつもり!?」という律子だが、蝶野(西村雅彦)馬場(藤田まこと)桜庭(小出恵介)ら事務所の面々は、妊婦は休むのが仕事だと、法倫の考えに賛同する。

優しくされるほどに疑心暗鬼になる律子は、ある日、「本当は私のことを許していないんじゃない?」と法倫に切り出した。一瞬、戸惑う法倫だが、「許していないのは君のほうじゃないか」と言い返す。僕だって必死なんだという法倫の言葉を聞いて「ごめんね」と謝る律子。ほどなく、寝室で眠る律子の傍ら、法倫は何かを想っていた…。


2008年1月20日スタートよる9時(初回75分スペシャル)