駒込霜降商店街情報

ドラマの舞台となっているのが、東京は豊島区の駒込エリア。その駒込で水沢桜が叔母のウメと暮らす「梅駒亭」は、「霜降銀座」という商店街にあるという設定ですが、実はこの商店街、実際に存在する商店街なんです。ということで、霜降銀座のあれこれを紹介させていただきますね。

どこにあるの?

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JR山手線・駒込駅北口、または地下鉄南北線・駒込駅4番か5番出口から本郷通りへ出て、王子方面へ北上して進むこと約5分。霜降橋交差点のすぐ左脇に霜降銀座の入口があります。最寄駅こそ駒込ですが、霜降銀座の住所は北区西ヶ原になります。
なお、周辺には都内の名勝として親しまれている「旧古河庭園」や「都立六義園」、高村光太郎や二葉亭四迷など著名人が眠る「染井霊園」、綺麗な庭園により“北区百選”にも選ばれる「西光院無量寺」などが点在しているので、お天気の良い日など散策スポットとしてもおすすめです。

どんな商店街なの?

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道幅約3〜4メートル、全長約250メートルという細い路地に60余りの商店が軒を連ねる、下町情緒たっぷりな商店街です。
また、ただ昔ながらの風情を残すだけではなく、商店街として初めて「エコ・アップ事業東京宣言」へ登録。資源回収ステーションを設置するほかマイバックの推進運動などなど、“人と環境にやさしい商店街づくり”を目標に、環境活動への取り組みも盛んな商店街です。

その成り立ちは?

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その昔、この地にあった「霜降橋」という橋名が、商店街名の由来だとか。「ん、橋の名前が…?」と思われた方、そうその昔、ここには「谷田川」という川が流れていて、そこに霜降橋という橋が架かっていたそうなんです。
この谷田川、上野の「不忍池」へと流れ込んでいた河川で、1931年(昭和6年)から暗渠化する工事が始まり、1940年(昭和15年)に工事が完了しました。その後、新しく道路となった谷田川筋に商店が集まり、それが商店街の始まりだったそうです。そして、1956年(昭和31年)に「霜降銀座栄会」が設立されました。
ちなみに、霜降銀座のほか、暗渠化された谷田川の筋に沿うかたちで「染井銀座」「西ヶ原銀座」「ふれあい通り商店街」と4つの商店街が形成され、現在でも近隣住人のお買いものスポットとして親しまれています。

※情報提供:霜降銀座栄会ホームページ作成委員会

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