土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

番宣画像

放送内容(2021年12月25日 #237)

ごちそう様 奥田瑛二さん

写真

ゲストは、奥田瑛二さん。数々の名作に出演し、世の女性たちを虜にしてきた“稀代の色男”奥田さんが、孫にデレデレな素顔をのぞかせながら、おいしいものと共に、自らの破天荒な俳優人生を語った。

■お品書き

東京・参宮橋「愛妻と二人きりで通う!お好み焼き」
東京都渋谷区代々木、小田急線・参宮橋駅のすぐ近くにある「鉄板お好み焼き 昇次郎」。広島風お好み焼きをはじめ、肉や魚介、お酒に合うおつまみなどが揃う人気店。手頃でおいしいと「お好み焼き」が大好物だという奥田さんは、7~8年前に偶然見つけて以来、お気に入りとなったこのお店に愛妻の安藤和津さんと二人でよく通っているそう。

写真

奥田さんがいつも注文するのが、「広島焼き 肉玉」。アツアツの鉄板でキャベツ・もやし・ネギ・豚バラ・天かすを炒め、中華そばを卵で挟んだ一品。おいしさの秘密は、広島から取り寄せている特注の中華生麺。細めの麺がソースにしっかり絡み、ビールに最高に合うたまらない味わいだという。

写真
写真
写真

*店舗情報:「鉄板お好み焼き 昇次郎」東京都渋谷区代々木4-6-5 七福ビル2F

熊本市「新しい世界へと導いてくれた!馬肉料理」
熊本県熊本市の繁華街にある「馬刺・馬焼肉 らむ」。1959年創業以来、「馬肉を食べるなら、ここが一番」と、60年以上愛され続ける、本場熊本さくら料理の名店で、新鮮でおいしい馬肉料理の数々が味わえる。ここには、奥田さんは1回しか行ったことはないが、馬肉好きの奥田さんを新しい世界へと導いてくれた、忘れられないお店。

写真

実は奥田さんは当時、若い頃のトラウマで納豆が全く食べられなかった。俳優として芽が出ず、スナックでアルバイトしながら生活していた20代の頃、『このままじゃいけない』と、アルバイトをやめて勝負に出ようと決心した奥田さんに、お世話になったマスターが『これから大変だろうから、これを持っていけ』と、段ボールにぎっしり入った納豆をくれたそう。その後も、俳優の仕事も思うように決まらず、収入もほぼなく、食べるものが底をついた奥田さんは、段ボールの納豆を毎日1個ずつ食べ、40日間納豆だけで暮らしたという。その辛い時代の経験から、納豆嫌いになった奥田さん。そんな奥田さんが再び納豆を口にしたのが、熊本の「らむ」でのことだった。

写真

仕事関係で招待されて来店した「らむ」で、大好物の「馬刺し」や「馬焼肉」などを堪能した後、最後に奥田さんの前に出てきたのが「桜なっとう」。冷凍した馬刺しの切り落としを細かくサイコロ状に刻み、塩ダレを加えた納豆と絡め、卵黄と青ネギを入れ、醤油、和からしで和えた一品。「らむ」がその発祥の店と言われている、熊本名物料理。大好きな馬肉料理とはいえ、奥田さんにとっては見たくもなく、匂いを嗅ぎたくない納豆が入った一品。しかし、奥田さんは招かれた客の立場として、失礼なことをしてはいけないと、我慢してそれを口にしたところ…奥田さんは『おいしいですね~これ!』と、まさかの一言。実際に、『この世のものとは思えない』ほど、衝撃的なおいしさだったという。そして今や、奥田さんには「桜なっとう」がお酒の“最高のおつまみ”なんだそう。ちなみに、奥田さんは自宅で馬肉の代わりに牛肉で同じように作ってみたそうだが、まったく違った味だったという。新鮮で濃厚な馬肉の旨味と納豆の旨味が絡み合う、まさに相性抜群の一品。

写真
写真

こうして何十年ぶりに納豆が食べられるようになった奥田さんはその後、家族と一緒に食卓で納豆を食べている。そんな夫に対して、妻の安藤和津さんは『納豆が食べられるようになって、それも人間の成長ね』と言ったんだとか。

*店舗情報:「馬刺・馬焼肉 らむ」熊本県熊本市中央区花畑町13-23 花畑ビル1F

東京・麻布十番「名優との思い出が蘇る!しゃぶしゃぶ」(※人生最高の一品)
奥田瑛二さんの“人生最高の一品”は、名優との思い出が蘇る「しゃぶしゃぶ」。それは、東京・麻布十番にあるミシュラン掲載の名店「麻布 幸村」で、兄貴と慕う俳優・津川雅彦さんと一緒にいただいた一品。「麻布 幸村」は、東京に居ながら京の味を堪能できる日本料理店として、2000年の開店以来、客足が途絶えることのない超人気店。店主の幸村純さんは京都で25年間研鑽を積み、名店の料理長をも務めた人物で、その経験を活かした伝統的な京料理をベースに、旬の極上食材を用い独自のアレンジを加えた四季折々の料理を提供してくれる。

写真
写真

春になると、津川雅彦さんと一緒に「麻布 幸村」を訪れていた奥田さんが、年1回の楽しみにしていたのが、「花山椒のしゃぶしゃぶ」。津川さんに連れて行ってもらって初めて食べた時の衝撃を奥田さんは、言葉にならなかったそうで、『津川さん、やられました』とだけ言葉を発したそう。カウンター席で、まず驚かされるのが、器に山盛りに盛られた花山椒(丹波産)。その姿と香りを堪能していると、店主の幸村さんがみりんを効かせた甘やかな出汁に花山椒をたっぷり入れ、黒毛和牛のリブロースをざぶっとくぐらせて、待ちに待った一皿が目の前にやってくる。そして、花山椒と一緒に極上の肉をほおばると、目に、鼻に、舌に、そして脳に、一気に春がやってくる。奥田さん曰く、『花山椒がツーンとくるのではなく、#▼$%◯&※■@*▽…と言葉になんて表現できないほどで、花山椒と極上の肉がまるで脳内革命を起こした』ような、“この世のものとは思えない”おいしさだという。

写真
写真
写真
写真

*店舗情報:「麻布 幸村」東京都港区麻布十番1-5-5 湯建麻布十番ビル3F

ページトップへ