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人生最高レストラン

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放送内容(2021年11月27日 #233)

ごちそう様 ハナコ 菊田竜大さん・秋山寛貴さん・岡部大さん

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ゲストは、ハナコの菊田竜大さん、秋山寛貴さん、岡部大さん。2018年、結成わずか4年でキングオブコント優勝して一躍ブレイク!今やゴールデンタイムのコント番組にレギュラー出演中!三者三様のキャラクターを武器に様々なコントを作り上げ、子どもから大人まで大人気のお笑いトリオの3人が、おいしいものと共に芸人人生を語った。

■お品書き

東京・渋谷「キングオブコント優勝のキッカケとなった!チャーハン」
東京・渋谷、ヨシモト∞ホールの近く、宇田川交番のそばにある「兆楽」、創業は1970年代、渋谷のど真ん中で昭和の時代から長年愛され続けている町中華の名店。

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ここは、岡部さんと秋山さんの二人がシソンヌ・じろうさんに連れて行ってもらったお店。それは、まさに2018年「キングオブコント」決勝を控えた日。2014年のチャンピオンであるシソンヌ・じろうさんに『どうやったら優勝できますか』と相談すると、『優勝しようと思うと力入るから、楽しめばいい』とアドバイスをもらったそう。そして、二人は肩の力を抜いて、いつも通りに挑むことができたという。

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その時、食べたのが名物「ルースチャーハン」。餃子、ラーメン、生姜焼きなど、ずらりと並ぶ町中華メニューの中でも、ダントツの一番人気。「ルース」とは、青椒肉絲(チンジャオロース)の「肉絲」のこと。「青椒=チンジャオ」がピーマンなどの青野菜のことで、つまりそれを省いてチャーハンに添えた一品。弾力豊かな豚モモ細切り肉とシャキっとしたタケノコが絶妙なメリハリで、チンタンスープをベースにした醤油味の餡は、秘伝の調味料と砂糖で甘じょっぱいテイスト。濃厚な「肉絲」と薄味パラパラ系チャーハンのマリアージュは、口にした瞬間、他では味わえない至福のおいしさを味わうことができる。

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シソンヌ・じろうさんのアドバイスを胸に迎えた「キングオブコント2018」決勝戦、菊田さんは、じろうさんのアドバイスを耳にはしてなかったが、3人はいつも通りの力を発揮して、見事優勝を果たした。あの時、シソンヌじろうさんと一緒に行って、「ルースチャーハン」を食べた時間があったから優勝できたーそう岡部さんと秋山さんは語った。

*店舗情報:「兆楽」東京都渋谷区宇田川町31-5

佐賀市「ロケで出会った!No.1カレー」
『岡部さんの食べっぷりが気持ちいい』と言われるなど、最近グルメロケでも活躍しているハナコ。そんな3人がこれまでグルメロケで出会った数々の料理の中で、口を揃えて“ロケ史上ナンバー1”と大絶賛するのが、佐賀市にある1958年創業の老舗レストラン「白山文雅」の一品。

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実は、オーナーシェフの上野茂和さんは、元フレンチシェフ。先代(2代目)が経営していた当時の「白山文雅」に客として来店した際、そのカレーのおいしさに感動して、『僕にお店を継がせてください』と弟子入り。現在は3代目となり、大人気の欧風カレー専門店へと成長させた。種類ごとにソースを変えているカレーは、ビーフカレー、シーフードカレー、黒豚カツカレー、牛タンシチューカレー、和牛テールシチューカレーなど13種類。

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中でも、ハナコの3人が“ナンバー1”と激押しするのが「森のきのこカレー」。バターで炒めた大量のタマネギに、秘伝の特製クリームソースと牛乳を加え、独自に調合したスパイスを入れて約5時間じっくり煮込んで作るカレーソース。このカレーソースを、バターでソテーした椎茸・エリンギ・えのき・ぶなしめじと混ぜて更に煮込んだ後、最後に丁寧に濾すことで滑らかな口当たりに仕上がるそう。きのこがゴロゴロ入って、濃厚なのにまろやかでバター風味豊かなカレーソースが絶妙にマッチした、感動のおいしさだという。ただ、テーブルに運ばれてきて驚くのは、白磁の器にポツンとのった一口程度のご飯。それは、“最初の一口を大事に味わってほしい”というオーナーシェフ上野さんの思い。もちろん、別に盛られたご飯が用意され、おかわりは自由。

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*店舗情報:「白山文雅」佐賀県佐賀市白山1-2-1

東京・豊洲市場「下積み時代を支えてくれた!築地場内めし」(※人生最高の一品)
ハナコの“人生最高の一品”は、下積み時代を支えてくれた「築地場内めし」。それは、秋山さんと岡部さんが芸人一本では食べられない下積み時代、アルバイトしていた築地市場場内での思い出の料理。秋山さんは、場内の各店舗などに塩を卸す細谷商店、岡部さんは寿司店で働いていた。築地市場で働くのは、早朝からお昼頃まで。そのため急なネタ見せなどが入っても対応できるので、築地は芸人にとってはとても適したアルバイトだったという。また二人のバイト先は目と鼻の先だったので、仕事合間にアイデアが浮かぶと少し話したり、ネタ作りに励むこともあったそう。そんな二人それぞれにとって、思い出の築地の味が“人生最高の一品”。

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秋山さんの“人生最高の一品”は、「とんかつ八千代」の「チャーシューエッグ」。現在、豊洲市場に移転し、営業を続ける「とんかつ八千代」は、創業70年を超える老舗定食屋。築地時代から、市場で働く人たちに愛され続けている。

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名物の「チャーシューエッグ」は、何十年も継ぎ足し使用している醤油ベースのタレに、柔らかくするために3時間、味を染み込ませるために2時間、2日にわたり計5時間かけて煮込むチャーシューがとにかくトロトロで絶品。仕込みが大変なため、火・木・土曜の限定メニュー。

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*店舗情報:「とんかつ八千代」東京都江東区豊洲6-6-1 豊洲市場7街区 管理施設棟3F

岡部さんの“人生最高の一品”は、「大和寿司」の「いくら巻き」と「鉄火巻き」。「とんかつ八千代」と同じく、豊洲市場に移転して営業を続ける「大和寿司」は、創業59年の老舗。銀座の名店で味わえる新鮮でおいしいネタをよりリーズナブルに味わえると、連日行列のできる超人気店である。

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岡部さんはアルバイト中に時々、職人さんが残った端っこの「いくら巻き」と「鉄火巻き」を『食べな』と渡してくれたことがあったそう。そして、その場で2つを一緒に頬張った時の、二乗になって口の中に広がった何とも言えないおいしさが忘れられないという。

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2018年、キングオブコントで優勝してアルバイトを卒業した二人。市場の温かい人情に支えられた下積み時代があったからこそ、今がある――まさに、ハナコの“芸人人生の原点”がそこにはあった。ちなみに当時、菊田さんのアルバイトは築地市場ではなく、企業のデータを打ち込む事務作業だったそう。

*店舗情報:「大和寿司」東京都東京都江東区豊洲6-3-1 豊洲市場 5街区青果棟 1F

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