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人生最高レストラン

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放送内容(2021年11月20日 #232)

ごちそう様 阿佐ヶ谷姉妹
渡辺江里子さん・木村美穂さん

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ゲストは、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子さんと木村美穂さん。のほほんとした独特の空気感になぜかハマる人が続出!子どもからお年寄りまで地味に人気のお笑いコンビ。2018年にはお笑い賞レースで女性芸人No.1に輝き、40代半ばにして遅咲きのブレイク。さらに現在は、二人の日常を綴ったエッセイがドラマ化。そんな阿佐ヶ谷姉妹が“のほほんな素顔&魅力”を振りまきながら、おいしいものと共に“のほほんと漂いながら生きてきた人生”を語った。

■お品書き

東京・阿佐ヶ谷「大好きな商店街の焼き鳥」
阿佐ヶ谷に住んで、お互い20年以上。約8年の二人暮らしを経て、現在は同じアパートのお隣さんとして暮らす二人がまずオススメしたのは、阿佐ヶ谷駅南口パールセンター商店街にある「稲毛屋」。創業は明治時代、昭和初期にのれん分けして阿佐ヶ谷に出店。戦争により一時閉店するも、1948年に再建して現在に至る、地元では知らない人はいない老舗の名店。店頭販売と食堂の2つの形態で営業している。

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看板メニューは「鰻」。愛知県三河一色産の鰻を備長炭で丁寧に焼く伝統の味を味わえる。節約家の姉妹は、たまのご褒美に「うなぎ蒲焼」を奮発して買うこともあるそう。

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同じ備長炭を使って焼く香ばしい「焼き鳥」も大人気。姉・江里子さんは、よく店頭で焼き鳥を買って帰るそうで、イチオシは「ぼんじり」だという。

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*店舗情報:「稲毛屋」東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-35-24

東京・阿佐ヶ谷「大号泣して食べられなかった…ナポリタン」
ドラマ化されたエッセイの連載中、姉・江里子さんが『全然書けない…』とスランプに陥ったことがあるという。その時、江里子さんが気分転換で行ったのが、お気に入りのお店「喫茶gion」。阿佐ヶ谷駅北口から徒歩1分にある、1980年創業の老舗喫茶店。ガラス細工のランプなどアンティーク家具が飾られたオシャレな店内で、ブランコチェアの席はインスタ女子に大人気だという。

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江里子さんがその時に注文したのは、いつもテンションの上がる大好きな「ナポリタン」。ケチャップと20種以上の具材(ホールトマト・玉ねぎ・セロリ・きのこなど)をじっくり6時間煮込んで作る特製ソースが特徴。特製ソースで硬めに茹でた細麺を焦げ目が付くまで炒めた後、玉ねぎ・ピーマン・マッシュルームなどの具材を入れ、さらに特製ソースを加えて炒め、最後に炒めたハムをのせた一品。香ばしさのある焦げ目の付いた麺が特製ソースとしっかり絡み、深みのあるおいしさだという。

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ところが、大好きなナポリタンを前にしても、その時の江里子さんはテンションも上がるどころか食欲もなく、マネージャーに電話で『スランプで何も書けないんです』と泣きながら相談する始末。そして50分後、席に戻るとナポリタンはカピカピに乾いた状態に。結局、一口も食べず、ほぐしただけでお店を出てしまったそう。帰宅すると、当時一緒に暮らしていた妹・美穂さんから『カレー作ってあるわよ』の一言。冷蔵庫を開けてみると、目に飛び込んできたのは「バーモントカレー甘口」のルーだった。実は、辛口カレー派の美穂さんが、『エッセイが書けない』と朝から泣きながら悩んでいた江里子さんのことをおもんばかり、大好きな甘口カレーを用意してくれたのだった。そんな美穂さんの優しさが詰まった一品が、「ホタテとオキアミのカレーライス」。ナポリタンを一口も食べられなかった江里子さんだったが、冷蔵庫にあった残り物のホタテと食用オキアミで作った「美穂さん特製の甘口シーフードカレー」は、おいしく食べることができたという。

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美穂さんの優しさでスランプを抜け出すことができた江里子さん。そして、「エッセイとカレー」というお題で無事エッセイを書き上げたのだった。

*店舗情報:「喫茶gion」東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-3-3 川染ビル1F

東京・新宿 歌舞伎町「二人で初めて大盤振る舞いした!キジ鍋」(※人生最高の一品)
阿佐ヶ谷姉妹の“人生最高の一品”は、二人で初めて大盤振る舞いした「キジ鍋」。それは、二人が出演した「オールスター感謝祭」(2018年3月31日放送)で妹・美穂さんが見事優勝。その賞金100万円で、いつもお世話になっている所属事務所のタレントやスタッフの方たちへ、御礼としてご馳走した一品。二人が恩返しとして選んだお店は、阿佐ヶ谷ではなく、新宿歌舞伎町。厳選された旬の食材を味わえる名店「和処 秀」。節約家の二人にとっては、人生最大の大盤振る舞いだった。

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事務所のみんなと囲んだ料理が、名物の「キジ鍋」。独自のルートから仕入れた愛媛県鬼北町の特産「鬼北熟成雉」を使い、昆布とカツオだしベースに薄口醤油で味を調えた一品。まだ馴染みが薄いキジ肉だが、中でも「鬼北熟成雉」はエサにこだわり、自然に近い環境で200日以上の長い時間をかけて飼育した貴重な食材。うまみ成分が18種類も含まれ、コクと深みのある味わいで、むね肉をしゃぶしゃぶでいただくのがオススメ。疲労回復効果がある上、高タンパク低カロリーなので女性やダイエット中の方にも人気だという。

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30代半ばでコンビを結成し、なんとなく芸能活動をスタート。一度、小さな事務所に所属するもフリーに。アルバイトしながら、野望を抱くわけでもなく、のほほんと活動を続けていた二人だったが、憧れのシティボーイズが所属するお笑いライブを観に行った時、アットホームな雰囲気に魅かれて、いつしかライブに何度か出演させてもらうようになった。そして2012年、正式な所属タレントに。しかも、それは事務所タレント総出のライブの最後に、お客の前で発表というサプライズだった。その瞬間は、膝から崩れ落ちるように嬉しくて号泣した江里子さん。本当に大好きな事務所の人々に囲まれながら、これからも阿佐ヶ谷姉妹は“のほほんな魅力”を全開に生きていく。

*店舗情報:「和処 秀」東京都新宿区歌舞伎町2-9-18ライオンズプラザ新宿1F

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