土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2021年11月6日 #230)

ごちそう様 柄本明さん

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ゲストは、柄本明さん。日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞をはじめ、数々の映画賞を受賞!大ヒットドラマ「半沢直樹」では、ラスボス箕部幹事長の怪演で話題に!日本映画界を代表する名優の柄本さんが、自由気ままで超自然体なトークで、おいしいものと共に自らの俳優人生を語った。

■お品書き

東京・神田「家族で味わう!老舗蕎麦」
東京・神田にある蕎麦屋「神田まつや」。1884(明治17)年創業、江戸の蕎麦の味を現代に引き継ぐ老舗として人気を博し、かつては美食家としても名高い小説家・池波正太郎氏に愛された名店中の名店。ここは、立ち食い蕎麦を含め蕎麦が大好きな柄本さんの大のお気に入り。毎年、柄本家みんなで年越し蕎麦を食べに行くそうで、2時間3時間は並ぶこともあるという。

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歴史を感じられ、創業時代の香りを残す店内は風格もあり、一方で庶民的な雰囲気。そんな店内で客がある程度引いた午後3時頃、まだほとんどの人が働いている時間帯にビール飲み、蕎麦をすするのが、柄本さんにとって至福の瞬間だという。

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柄本さんがよく注文するのは、「天もり」。蕎麦粉は、北海道産と秋田県産などの蕎麦粉を使用。“打ちたて”“茹でたて”でしか実現できない、こだわりの手打ち蕎麦「外二(そとに)」(蕎麦粉10:小麦粉2の割合)は、職人の技がなせる「神田まつや」ならではの“のど越し”や“コシ”を堪能できる。つけ汁は、下町のなごりとも言える少し濃い目の味。

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「神田まつや」に初めて行った時、柄本さんは粋な老人と出会ったという。ビールと蕎麦を堪能した柄本さんが会計に立つと、店員から『済んでます』の言葉が。実は、柄本さんの斜め前の席で御新香をつまみにお酒を嗜んでいた老人が支払っていたというのだ。柄本さんが御礼を言うと、顔も上げず、手で上げて挨拶だけされたそう。『あなたを応援してるよ』と、無言のメッセージを送ってくれた老人の粋な姿に感動した柄本さん。いつか、自分も誰かに同じことをしてみたいと思っているという。

*店舗情報:「神田まつや本店」東京都千代田区神田須田町1-13

東京・下北沢「夫婦で通った!名店喫茶」
東京・下北沢の老舗喫茶店「カフェ トロワ・シャンブル」。1980年創業、昭和の喫茶店らしいレトロな雰囲気の店内で、おいしいコーヒーを飲みながらゆったりと過ごせると幅広い層に人気のお店。下北沢に行きつけの喫茶店が数軒ある柄本さんにとって、ここは亡き妻・角替和枝さんとの思い出が詰まったお店。大ケンカをしようが、どんなことがあっても毎朝、夫婦二人で喫茶店に通っていたという。

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柄本さんが、よく注文するのが「サンドイッチ」。毎朝、おいしいコーヒーのお供に食べるその味は、亡き妻との思い出の味でもあった。

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子どもたちが幼い頃から夫婦で通い、喫茶店で過ごした二人の時間は、柄本さんにとってかけがえのない記憶となっている。

*店舗情報:「カフェ トロワ・シャンブル」東京都世田谷区代沢5-36-14 湯浅ビル 2F

東京・下北沢「演劇仲間と堪能する!寿司」(※人生最高の一品)
柄本明さんの“人生最高の一品”は、演劇仲間と堪能する「寿司」。それを味わうのが、下北沢の喧騒から離れた静かな住宅街に佇む「鮨 福元」。大将の福元敏雄さんが厳選した素材で握る上質な寿司をいただけると、多くの食通から愛されており、その確かな実力は、14年連続「ミシュランガイド東京」一つ星に評価されているほど。

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柄本さんは大将の福元さんが板前として修業していた時代からの付き合いで、福元さんの握る寿司を長年味わってきた。青魚が好きな柄本さんの好みを知り尽くす大将が握る一品が、「真鯖」。日高昆布を入れた酢で1日以上かけて〆た鯖を、2種類の赤酢をブレンドしたシャリで握る。口に含んだ瞬間、小さめのシャリがほどける食感で、堪らないおいしさだという。

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24歳の時に仲間たちと結成した「劇団東京乾電池」。座長を務めて今年で45年…今や日本を代表する名優となった柄本さんだが、いつも劇団がベースの俳優人生であった。そんな仲間たちと特別な日に訪れる「鮨 福元」が、柄本さんにとっての人生最高レストラン。

*店舗情報:「鮨 福元」東京都世田谷区代沢5-17-6 B1F

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