土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2021年7月24日 #217)

ごちそう様 渡辺えりさん

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ゲストは、渡辺えりさん。実力派俳優としてだけでなく、劇作家として多くの作品を手掛け、現在は日本劇作家協会会長を務め、第一線で活躍し続ける渡辺さん。『芝居が人生』という渡辺さんがおいしいものと共に、身振り手振りでまるで芝居をしているかのようなトークを展開しながら、自らの芝居人生を語った。

■お品書き

東京・新宿「故郷を感じた!ドイツ料理」
渡辺さんが新宿の紀伊國屋サザンシアターで公演後、よく行くお店がある。1930年創業の老舗洋食屋「つばめグリル」の新宿タカシマヤタイムズスクエア店。デパート上階のオープンテラスで開放的な気分を味わいながら、生ビールを飲むのが最高の瞬間だという。

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ハンバーグやソーセージなど多くのドイツ料理が並ぶメニューの中で、渡辺さんオススメは「ニシンの酢漬け つばめ風」。ノルウェー産ニシンを酢、砂糖などを入れた液に4日間漬けた一品。辛子醤油でいただくのが最高だという。

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渡辺さんには、「ニシンの酢漬け」が大好きな理由がある。それが、“ドイツ人が山形県人に似ている”からだという。渡辺さんがドイツに芝居を観に行った時、キレイ好きでゴミ一つ落ちてない街、そして、親切な人々に感激。キレイ好きで親切なところが、山形県人そっくりなんだとか。特に、ビール祭りに行くために道を尋ねた際、女子学生がすごく丁寧に教えてくれたり、バスでは降車タイミングに車中の全員が『ここだ!』と言ってくれたり、ドイツ人の優しさに触れた渡辺さん。無事にビール祭り会場に到着し、おいしいビールと一緒に食べたのが本場の「ニシンの酢漬け」だったのだ。

*店舗情報:「つばめグリル 新宿タカシマヤタイムズスクエア店」
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤ タイムズスクエア13F

東京・銀座「山形の一流シェフが作る!絶品パスタ」
“食材の宝庫”山形のおいしい食材を生かした料理が評判のお店、東京・銀座の山形県アンテナショップ「おいしい山形」2階にある「YAMAGATA San-Dan-Delo(サン・ダン・デロ)」。山形県鶴岡市にあるイタリアンの名店「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ奥田政行さんの理論を継承・進化させた味が、銀座で味わえる。

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渡辺さんオススメは、山形県産の野菜をたっぷり使った「季節野菜いっぱいのペペロンチーノ」。山菜ミズ、おかひじき、さやえんどう、メロンコ(子メロン ※メロンを育てる際に間引いたもの)、オクラ、アスパラ、いんげん、きゅうり、ロケットサラダ、からし菜、ズッキーニ(黄、緑)、.わさび菜といった季節野菜・全12種類に、庄内豚のベーコンなど山形県産の食材で作ったこだわりの一品。見た目は、パスタが一切見えず、まるでサラダのよう。おいしい季節野菜とパスタの絶妙なハーモニーがたまらないおいしさ。

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*店舗情報:「YAMAGATA San-Dan-Delo」東京都中央区銀座1-5-10

東京・池袋「東京のママと出会った!おでん」(※人生最高の一品)
渡辺えりさんの“人生最高の一品”は、「おでん」。芝居の道へ進むために上京し、舞台芸術学院に進学した渡辺さんが18歳からアルバイトをしていたお店、東京・池袋の「おでん やま」。そこで、芝居に励みながら約8年間働いた渡辺さんにとって、「おでん やま」のママは、料理のイロハから人との接し方など教えてくれた“東京のママ”という存在。そんなママ・新妻栄子さんは、79歳の今も元気にお店を切り盛りしている。ちなみに、ここには中村勘三郎さんや笑福亭鶴瓶さんなども連れて行ったことがあるそう。

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「おでん」は、かつお節と昆布でとった出汁に濃口醤油ベースの関東風。働いていた頃は、ママに教わって渡辺さんが仕込むこともあったという。渡辺さんが好きなのは、白滝、こぶ、ちくわぶ、卵、大根など。

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芝居に励む渡辺さんをずっと応援してくれていたママ・新妻さんは、渡辺さんの舞台をすべて観ている唯一の存在。そんなママの深い愛情もしみ込んだ「おでん」こそ、どんな高級店や有名店のおでんにも負けない…渡辺さんにとって“人生最高の一品”。

*店舗情報:「おでん やま」東京都豊島区西池袋1-37-12 ロサ会館 2F

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