土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2021年6月5日 #210)

ごちそう様 佐藤二朗さん

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ゲストは、佐藤二朗さん。クセのある演技で個性派俳優として幅広い世代に大人気の佐藤さんは、ドラマや映画で活躍する一方、バラエティ番組などにも引っ張りだこ。さらには、自ら主宰する劇団ユニット「ちからわざ」、映画監督をこなすなど精力的に活動している。そんな佐藤さんの素顔は、自らも語る“精神年齢8歳の52歳児”。面白キャラが大炸裂させながら、おいしいものと共に紆余曲折の俳優人生を語った。

■お品書き

東京・千歳烏山「俳優仲間と楽しむ!砂肝の唐揚げ」
東京・世田谷区千歳烏山。ここに、佐藤さんがよく通っていた居酒屋がある。1972年創業の老舗大衆居酒屋「居酒屋ふぐちん」。メニューが豊富で、『晩酌が一日の最大のメインイベント』と語る佐藤さんにとって、お酒の合う絶品おつまみが楽しめる最高のお店だという。

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佐藤さんオススメが「砂肝の唐揚げ」。いつも何回も注文しては女将さんから『二朗さん、また砂肝のから揚げ?』と言われるほど、やみつきの一品。しょっぱくておいしくてビールがよくすすむという。

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佐藤さんは一人で行くこともあるが、俳優仲間ともよく一緒に飲むという憩いの場。佐藤さんの誘いで来店したことがあるのは、堤真一さん、小栗旬さん、山田孝之さん、長澤まさみさん、向井理さんなど、豪華な顔ぶれ。そんな佐藤さんの俳優仲間の中で女将さん一番のお気に入りは、安田顕さん。どんなイケメン俳優が来店しようが、閉店間際になると追い出されるのだが、安田さんに対しては絶対そんなことは一言も言わず『いつまでも居て』という態度なんだそう。相当な安田さんファンの女将さんであった。

*店舗情報:「居酒屋 ふぐちん」東京都世田谷区南烏山6-27-3

東京・高円寺「人生のターニングポイントで味わった!もつ鍋」
佐藤さんが以前暮らしていた街、東京・高円寺。ここに、俳優として生活できるようになった佐藤さんがよく通っていたお店「もつ鍋くらら」がある。開店当時からの常連である佐藤さんが行っていたのは、高架下の飲食店街にお店があった頃。現在は、高円寺駅北口から徒歩3分のところに移転した新店舗で営業している。

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佐藤さんが絶賛する看板メニュー「もつ鍋」は、店主が本場の福岡に行き、研究を重ねた究極の一品。もつ鍋には珍しい、鶏ガラと豚骨を合わせた醤油ベースのスープに、芝浦の老舗臓物店から仕入れた牛モツを使用。超絶品スープに、臭みのない国産モツがたまらないおいしさだという。最近はコロナ禍のため、佐藤さんはネット注文し、自宅で家族とこの味を楽しんでいるそう。

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*店舗情報:「もつ鍋 くらら」東京都杉並区高円寺北2丁目10-7ヴィラグリーン 1階

「原点であり、心とお腹を満たしてくれる!ささみの唐揚げ」(※人生最高の一品)
佐藤二朗さんの“人生最高の一品”は、奥様の手料理「ささみの唐揚げ」。新卒で入社したリクルートを1日で辞めて役者の道へ…しかし芽が出ず断念して会社勤務…それでも夢を諦めきれずに再び役者の道へ…自ら劇団を旗揚げするも全く売れず貧乏暮らしの日々だった“暗黒の20代”。風呂なしボロアパートで同棲していたのが、現在の奥様だった。当時、彼女から1日分の生活費として渡されたのは、交通費込みで1,500円。お酒は大好きだけど、佐藤さんは外で飲むことなど当然できなかった。役者への夢を追い続けて紆余曲折する佐藤さんを支え続け、『お金がなくてもおいしいものを…』と、彼女がよく作ってくれたのが「ささみの唐揚げ」だった。そんな奥様の工夫と愛情が詰まった「ささみの唐揚げ」の味を忘れられず、今でもリクエストして作ってもらっているという佐藤さん。あの味があったから、今がある――芝居と家族を何よりも大切にしている佐藤さんの“人生最高の一品”は、今も、これからも佐藤家の食卓のごちそうである。

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