土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2021年1月30日 #194)

ごちそう様 髙嶋政宏さん

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ゲストは、髙嶋政宏さん。グルメサイト「食べログ」でグルメ芸能人として人気を誇る芸能界屈指の“食いもんマニア”。その食に対するこだわりは“変態”と言っても過言ではない髙嶋さんが今回、4年ぶり2回目の出演。4年の間に衝撃を受けた“人生最高の三品”を惜しげもなく大公開した。

■お品書き

東京・蒲田「あらゆる肉を超えた!?人生最高の寿司」
髙嶋さんの“人生最高の寿司”は、東京・蒲田にある1893(明治26)年創業の老舗「初音鮨」。しかも、「ミシュランガイド東京」で2009年から12年連続で二つ星の評価を受けた超名店。

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外観は、およそ寿司店には見えない地中海風の建物。店内は、高級感を漂わせる空間。そして、メニューは、「握りおまかせコース」のみで1名50,000円(税別※季節により変動あり)。確かに、かなり高いが、髙嶋さん曰く『何より最高のネタで握る採算度外視の最高の寿司はもちろん、親方と女将のサービス精神でお客さんを飽きさせない、寿司屋とは思えないエンターテインメント性を含めて納得』という。例えば、炊き立てのシャリに酢を落とす様子を客前で披露。同業者のお客がいようがお構いなし、喜んでもらえるならと惜しげもなく見せるのだという。おまかせコースは、その日仕入れた最高級のネタを使った、まさに最高級の寿司づくし。この日は、青森県大間の本マグロをはじめ、岩手県三陸赤崎産の牡蠣、淡路島沖で獲れた天然うなぎ、北海道知床羅臼産の寒だらの白子など。それら極上のネタから、調理中の様子まで、写真撮影はいつでもOK。むしろ、親方の方から撮影タイムをどんどん提供してくれる。

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おまかせコースの最初は、大間の本マグロの刺し身「大トロ」「中トロ」「赤身」の三種。醤油は使わず、先に振られた塩と静岡県御殿場産の最高級本わさびでいただく。

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岩手県三陸赤崎産の牡蠣を使った一品は、想像を超える。牡蠣の中に新潟県魚沼産ふきのとうの味噌を入れて握った「牡蠣 ふきのとう味噌握り」。

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淡路島沖で冬のハモ漁の網にかかった希少な天然うなぎは、炭火焼きにして、すだち醤油でいただく。

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さらに、北海道知床羅臼産の寒だらの白子を使った握りは、まさに贅をつくした一品。プリプリの白子に、仕入れ値が1kg70万円もするイタリア・マルケ州産の白トリュフを贅沢に振りかけた「白子の白トリュフがけ」。単なる奇抜さでの組み合わせではなく、シャリに絶品の白子をのせて白トリュフを合わせれば、絶品の味になると辿り着いたからこその一品。

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“あらゆる肉を超えた寿司”という意味で髙嶋さんが大絶賛するのが、「漬け大トロのあぶり」。大トロを湯通しした後、マグロが泳いでいる時と同じ水温約30℃の醤油に漬ける。そして、漬けにした大トロを藁焼きで炙る。すると、その断面はまさに最高級の霜降り和牛。静岡県御殿場産の最高級本わさびを添えた握りを口にすれば、“あらゆる肉を超えた”という表現があながち嘘ではないと思える極上の一品。

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もともとはそこまで高級店ではなかったという「初音鮨」。親方・中治勝さんが四代目を継ぐ前は、『蒲田においしい寿司屋はない』と言われていたほどで、その言われ様に中治さんは奮起した。すると、店内は張り詰めた空気になり、遅れたお客にも『なんで遅れた?』『話なんかしないで食べてください』と詰め寄る始末だったという。しかし、そんな中に転機が訪れる。2005年、女将として一緒に店を切り盛りしていた妻・みえ子さんが乳がんになり、余命宣告を受けたのだ。中治さんは、『もしかしたら、自分のせいで乳がんになってしまったのではないか』と思い悩み、これを機に心を入れ替える。『今日で店が潰れてもいいから、妻のために、妻がたのしむために、最高のネタで最高の寿司を握ろう』と。すると、2009年に「ミシュランガイド東京」で初めて二つ星の評価を受けた。しかも、妻・みえ子さんの闘病もうまく進み、今も元気に女将として働いている。

*店舗情報:「初音鮨」東京都大田区西蒲田5-20-2

兵庫・尼崎「孤高のラーメン職人がつくる!人生最高のラーメン」
髙嶋さんの“人生最高のラーメン”は、兵庫県尼崎市にある「らぁめん矢 ロックンビリーS1」。店主の嶋崎順一さんは、東京の町田や赤坂で超人気ラーメン店を手掛け、「東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー大賞」醤油部門で6年連続1位に輝くなど、ラーメン界のカリスマ的存在。しかも、「支那そばや」創業者で“ラーメンの鬼”と呼ばれたラーメン界のレジェンド、佐野実さんが認めた弟子だけに、ラーメンに対する姿勢は尋常ではない。『他のラーメン屋はどうでもいい。俺は自分が信じるラーメンを作る』。そんな信念を持つ嶋崎さんと10年以上の付き合いがある髙嶋さんは、彼を“孤高のラーメン職人”と呼ぶ。

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髙嶋さんオススメの嶋崎さんが作る“魂の一杯”は、醤油味の「尼ロック」。抽出時間が異なる鶏油、みじん切り・輪切り・ななめ切りと切り方を変えたネギ、9種類以上をブレンドした醤油、そして比内地鶏の丸鶏とガラ100%スープを注いだ後、嶋崎さん独特のロックな動きで湯切りした麺を入れる。豚チャーシューなどを添え、最後に鶏油を2度がけした一杯。

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ラーメンを食べる時は、いつもレンゲを持って待ち構えているという髙嶋さんは、まずスープをいただく。それも1口だけでなく、4口も!大事なのは、かき混ぜずにそのままの味を味わうことだという。もちろん、麺も絶品。ツルっとしながら弾力があってイキがいい。

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昨年、ようやく初めて尼崎まで食べに行った髙嶋さんは、ちなみに塩ラーメン「Sのロック」をまず食べてから、2杯目に醤油ラーメン「尼ロック」を食べたという。大好きなラーメンを食べ終えた後、髙嶋さんが必ず行うことがあるという。それは、最後の一滴までスープを飲み干したラーメンどんぶりに顔を埋めて20~30秒ほど残り香を嗅ぐのだとか。まさに、“食の変態”ぶりが現れた行動だった。

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*店舗情報:「らぁめん矢 ロックンビリーS1」兵庫県尼崎市南塚口町3-29-13-2F

東京・代々木「テレビ初登場!飲める!?人生最高のピッツァ」
髙嶋さんの“人生最高のピッツァ”は、東京・代々木にある「ピッツェリア・ロマーナ・イル・ペンティート」。店内は、イタリアで修業した代表の生田悟志さんが自ら3週間かけて改築したアーチ型の天井、ローマの名店と同じにするため現地から職人を呼んで完全再現したまき窯など、本場イタリアそのもの。

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1998年オープンで創業20年以上経つにもかかわらず、昨年初めて行くまでお店の存在自体を知らなかったことが恥ずかしくて仕方ないという髙嶋さん。そんな髙嶋さんが初めて食べて衝撃を受けた“人生最高のピッツァ”は、耳のなく、生地が非常に薄い、いわゆるローマのピッツァ。本場イタリアのまき釜を使い、約400℃という超高温で焼くこと1分足らず、あっという間に焼き上がるピッツァについて、驚くことに髙嶋さんは何を食べたのか…メニュー名を覚えていなかった。でも、衝撃的においしかったのは間違いなく、『食べようと口を開けた瞬間、チーズやトマトがふるるるるる…うるるるるる…@&※◎*△■$?』と、何を言ってるのか分からない始末に。熱さで口の中がヤケドしそうになるのも気にせず、飲み込むように食べてしまうほど絶品だったという。その日、数人であっという間に8枚も平らげたという…テレビ初登場の“飲める!?ピッツァ”がこちら!
人気No.1の「ペンティート」(モッツアレッラ+マスカルポーネ+グリーンペッパー+生ハム)

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女性人気No.1の「フンギ・スペリオーレ」(山形産契約生マッシュルーム+アルバ産トリュフオイル+卵+モッツアレッラ)

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人気No.2の「チポッレ」(モッツアレッラ+淡路島産玉ねぎ)

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5種のチーズを使用した「チンクエ・フォルマッジ」(モッツアレッラ・ゴルゴンゾーラ・スカモルツア・パルミジャーノ・レッドチェダー)

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*店舗情報:「ピッツェリア・ロマーナ・イル・ペンティート」東京都渋谷区代々木3-1

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