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人生最高レストラン

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放送内容(2020年12月12日 #188)

ごちそう様 霜降り明星 粗品さん・せいやさん

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ゲストは、霜降り明星の二人、粗品さん、せいやさん。M-1グランプリ2018優勝、R-1ぐらんぷり2019優勝に輝き、史上初の2冠を達成!しかも史上最年少優勝記録も持つ、お笑い第7世代のトップランナーが、おいしい思い出メシと共に2人の出会いから、20歳でのコンビ結成、そして知られざる解散危機㊙話、超人気者に駆け上るまでの芸人人生を語った。

■お品書き

大阪・東大阪市「行列してまで食べた!思い出の“丼”」
高校時代、お互い別々のコンビで出場した「ハイスクールマンザイ」で初めて出会った二人。その後、粗品さんは大学1年の時に吉本興業のオーディションに合格し、ピン芸人として早くから活躍。一方、せいやさんは芸人ではなく教師を目指し、近畿大学に進学。当初、二人は別々の道を歩んでいた。そんな中、せいやさんには大学時代の思い出メシがある。それが、東大阪市にある近畿大学の西門から歩いてすぐ、鉄板で炒めた本格的かつボリューム満点の肉料理が大人気の行列店「味店 焼マン」のどんぶり弁当。

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せいやさんオススメは、「鳥塩レモン丼」。鶏モモ肉を8種類の香辛料と塩を調合した自家製調味料で炒め、レモンとマヨネーズを添えた丼メシ。『これは、他では食べられない』と豪語するほどのおいしさだという。実際、近大生の人気No.1メニューで、せいやさんは通っていた学部からはお店が遠かったため、授業が終わって急いで駆けつけても売り切れになっていることが多く、「鳥塩レモン丼」は3カ月に1回しか食べられなかったそうで、食べたくても食べられない悔しさも入り混じった忘れられない思い出の弁当である。

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「味店 焼マン」のどんぶり弁当を食べながら教師を目指していたせいやさんに対し、粗品さんは『一緒にコンビ組んで漫才やろう』と、出会って以来ずっとラブコールを送り続けていた。そして遂に2013年1月、霜降り明星を結成。ピン芸人として既に活躍していた粗品さんだったが、『他の誰よりも、せいやが一番面白かったから』と、その理由を語った。せいやさんの才能を見抜き、ラブコールを送り続けた粗品さんの情熱があったからこそ、現在の霜降り明星があると言っても過言ではない。

*店舗情報:「味店 焼マン」大阪府東大阪市小若江2-2-7

大阪・千日前「人生の恩人が作る“かまぼこ”」
粗品さんの思い出メシは、大阪の千日前、なんばグランド花月の近くにある「ハチマル蒲鉾」。ここは、粗品さんが27年の人生で一番お世話になったという先輩・河内慎太郎さんが経営するお店。河内さんは元芸人で、粗品さんがお笑いのノウハウを教えてもらった唯一の先輩芸人であった。そんな粗品さんにとって恩人とも言える河内さんが、芸人を辞めて2年間の修業の後、オープンしたのが揚げかまぼこ専門店「ハチマル蒲鉾」だった。

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お店でタラのすり身を練り、注文が入ってから揚げるというこだわりで、ホカホカの揚げたてかまぼこが味わえる。「かまぼこ」のメニューは、全43種類。一番人気は、切ると中からとろりとチーズが溢れる「のび~るモッツァレラ」。

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そして、中に半熟卵が入った「ウッフド・ロワイヤル」も大人気。一品ずつ注文でき、ナイフとフォークでいただく揚げたてのかまぼこは、ビールなどお酒と相性抜群。

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揚げかまぼこの他にも魅力的なメニューがある。中でも粗品さんが大好きなのが「しめの一口蒲鉾そうめん」。すり身でできた麺をツルツルっといただける、まさにシメにピッタリな一品。

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人生の恩人とも言える河内さんのお店だからというわけでなく、二人の思い出が相まって味わえる「かまぼこ」は、粗品さんにとっては単なるおいしさを超える特別な味であった。

*店舗情報:「ハチマル蒲鉾 なんば千日前店」大阪府大阪市中央区千日前2丁目3-33

大阪・住道「初めて二人で飲んだ“ソルティ・ドッグ”」(人生最高の一品)
霜降り明星の二人が選んだ“人生最高の一品”は、「ソルティ・ドッグ」。それは、せいやさんが20歳になった粗品さんを誘って初めて二人で一緒に飲んだお店、大阪・大東市にある居酒屋「酔虎伝」でのこと。“お笑いで天下を獲る”という夢を抱き、ネタ合わせをしながら飲んだのが、粗品さんにとって人生初めてのお酒「ソルティ・ドッグ」だった。選んだ理由は、『ただメニューを見てカッコよかったから』なんだとか。

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このお店には、もう1つ忘れられない思い出がある。“お笑いで天下を獲る”という夢を抱き、2013年にコンビを結成した二人だったが、結成3年目に解散の危機が訪れる。大学へ通いながら芸人として活動していたせいやさんは卒業を前に就活するのかという選択に、一方の粗品さんは実家の焼き肉店を継ぐかという問題に、それぞれ悩み、『お笑いで早く結果を』とあせっていたという。そして、覚悟を決めて迎えた結成3年目、2015年M1グランプリ…しかし結果は3回戦敗退。後日、「酔虎伝」に行った二人は、わんわん泣きながら『もう解散や。やめよう』と決めたという。しかし飲み続ける中、悔しさからふとあることを思いつく。『最後に、1回だけボケとツッコミを変えてやってみよう』と。そうして、ボケのせいやさんがツッコミ、ツッコミの粗品さんがボケと役割を逆転し、3カ月ほど悪あがきをしてみたところ、全くウケず、更にどん底に陥ってしまったという。

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すると、この悪あがきが意外にも転機となり、本来のお互いの役割、ノウハウ、そして良さをあらためて知ることができたというのだ。「酔虎伝」でネタ合わせしながら幾度となく飲み明かした夜が、そして泣きながら解散を決めたアノ夜があったからこそ、今こうして第7世代のトップランナーとして活躍しているのだ。

*店舗情報:「酔虎伝 住道駅前店」大阪府大東市赤井1-3-18

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