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人生最高レストラン

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放送内容(2020年11月21日 #185)

ごちそう様 勝地涼さん

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ゲストは、勝地涼さん。二枚目からコメディまで様々なキャラクターを演じ、その圧倒的な存在感で今や、ドラマ、映画、そして舞台で欠かせない実力派俳優として活躍。特に、朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で演じた“前髪クネ男”は、強烈なインパクトを残した。そんな勝地さんがちょっとヤンチャだけど、かわいくて憎めない素顔を見せながら、21年の俳優人生と共に“おいしいもの”のお話を語った。

■お品書き

東京・池尻大橋「週7で食べたいほど愛おしい“つけめん”」
『ラーメンを食べる人の気持ちがよくわからない』『俳優じゃなかったら、週7で食べたい』というほど、勝地さんが世の中で一番愛してやまない料理「つけめん」。スタジオでは、“つけめん愛”が溢れすぎて、ラーメン派だという北海道出身のMC加藤浩次さんと、ちょっとしたバトルに…。そんな勝地さんイチオシの「つけめん」を味わえるのが、東京・池尻大橋にある「麺屋 和利道」。

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勝地さんが『一杯のために、お店の企業努力を感じる』という「つけめん」は、ドロドロで超濃厚なスープが一番の特徴。それは、1度下茹でした大量の豚骨と鶏ガラを1つずつ丁寧に洗い、1日以上炊き続けて濃厚なスープを抽出。そこに、香味野菜、昆布、椎茸出汁、魚介スープを加え、さらに煮込んで出来あがる“濃厚魚介豚骨スープ”。ただ、これで完成ではない。このスープに醤油タレ、煮干し油、カツオ魚粉、ゆず、三温糖を混ぜ合わせ、ようやくお客の前に出すスープとして完成する。そして、スープに合わせた特注の麺。VTR映像で麺を見た瞬間、『美しい』と思わず感嘆した勝地さんは、まず麺をスープにつけずそのまま味わうそう。最初に小麦粉の香りを楽しんだ後、旨味の凝縮した超濃厚なスープに麺を絡めて味わうのが、たまらない至福の時だという。

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実は、勝地さんはこのお店で写真週刊誌に撮られたことがあった。それは決してスキャンダルなどではなく、開店と同時にお店に飛び込んできた勝地さんをたまたま見つけた記者が『おもしろいから撮っておこう』と撮影した写真。つけめんを愛してやまない勝地さんの、ちょっと恥ずかしいエピソードだった。

*店舗情報:「麺屋 和利道」東京都目黒区青葉台3丁目7-10 Cross One 1F

東京・下北沢「俳優人生としての生き方を教わった“焼き鳥”」
ジャニーズに憧れて…実際にジャニーズJr.に応募するも落選。アイドルの夢破れた勝地さんだったが、中学1年の時、母が経営する花屋さんで堂本光一さん(Kinki Kids)主演のドラマ撮影があり、ナントそこでスカウトされることに。しかし、ジャニーズ事務所からの運命のスカウトではなく、実際は現在所属する事務所からのスカウトだった。そこから始まった芸能生活も、今年で21年。今や、ドラマや映画などに欠かせない存在となった勝地さんだが、俳優として自らが生きる道へと導いてくれた存在がいる。それが、古田新太さん。2007年、劇団☆新感線の舞台「犬顔家の一族の陰謀」に出演した際、古田さんから厳しくも優しい指導を受けた勝地さん。稽古終わりによく連れて行ってもらったのが、下北沢にあるお店「和楽互尊」だった。

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お酒を酌み交わしながら、古田さんが芝居のダメ出しをしてくれたこのお店は、勝地さんにとって“第二の稽古場”みたいな場所。当時、厳しいダメ出しをされ悔しくて泣いた思い出も…。今では、舞台を観劇した帰りにも足を運ぶというこのお店では、本場の博多焼き鳥が味わえる。勝地さんが大好きなのは、「豚バラ」。焼き場の横に盛られた塩の山から、大将が豪快に塩を振りかけて焼く「豚バラ」はちょっとしょっぱい味付けだが、間の挟んだ玉ねぎも絶品で、何本でも食べられる美味しさだという。

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*店舗情報:「和楽互尊」東京都世田谷区北沢2-9-1 大新ビル 2F

東京・渋谷「青春のすべてが詰まった“オムライス”」(人生最高の一品)
勝地涼さんの“人生最高の一品”は、今はなき渋谷「RENKA」の「オムライス」。現在、大型家電量販店のヤマダ電機LABIが建つ場所にかつてあった恋文横丁。そこに、勝地さんが中学から高校時代によく通っていた洋食レストラン「RENKA」はあった。中学生の時にドラマで共演した山田孝之さんに初めて連れて行ってもらって以来、NHKに撮影に行く前、その帰りなど、しょっちゅう行っていたそう。当時はもちろん、お金も持ってない頃、すると店主の奥さんが『ジュース1杯でいくらでも居ていいよ』と言ってくれ、とても居心地がよかったという。また、当時付き合っていた彼女を連れて行って奥さんに紹介したり、仕事の悩みを聞いてもらったり、勝地さんにとっては、まさに青春時代の思い出がすべて詰まっている場所。そんな勝地さんがよく食べていたのが、「オムライス」だった。今となっては、その味を2度と食べることができないのは残念だが、いつまでも消えない思い出と共に勝地さんの心に刻まれた“人生最高の一品”である。

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※イメージ

*店舗情報:「RENKA」※現在閉店しています。

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