土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2020年11月7日 #183)

ごちそう様 黒木瞳さん

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ゲストは、黒木瞳さん。宝塚歌劇団の月組トップ娘役として活躍後、女優として映画、ドラマ、舞台と第一線で活躍し続ける黒木さんが、これまであまり語ってこなかったプライベートを赤裸々に告白。女優人生と共に自分を虜にしたおいしいものを語った。

■お品書き

東京・麻布十番「30年以上通い続ける“高級中華”」
東京・麻布十番にある、1964年創業の中国料理の老舗「高級中国名菜・皇麺 登龍」。ここは今から30年以上前、当時付き合っていた夫に連れて行ってもらって以来、黒木さんが通い続けるお店。

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黒木さんがまず注文するのは、創業当時から人気No.1メニューの「焼餃子」。50センチの鉄鍋で温度調節しながら焼いた餃子は絶妙な焼き加減で、一口食べた瞬間に広がる肉のうまみと野菜のバランスが計算し尽くされた絶品の味。

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中華は、まず餃子を味わった後、麺をいただくのが黒木さんの流儀。餃子と麺を一緒に食べるのは論外で、一品一品おいしく味わいたいのだという。餃子の後、黒木さんが食べるのが一番大好きな「四川皇麺」。いわゆる担々麺で、熟成ちぢれ細麺が濃厚なスープに絡んだ絶品の一杯。黒木さんは、熱々で辛めが好みなので、昔ながらの「特製四川皇麺」をいつも注文。汗だくになりながら食べる夫をニコニコして見ながら、自分は汗もあまりかかず、ペロリと平らげるそう。

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*店舗情報:「高級中国名菜・皇麺 登龍 麻布店」東京都港区麻布十番2-4-5

「ラーメン大好き!黒木瞳の地元・福岡オススメ3軒」
福岡出身だけにラーメンには目がないという黒木さんが、地元のオススメ店を3軒紹介。1軒目は、「まるまんラーメン」。とんこつラーメン発祥の久留米ラーメンに近い味がたまらないそう。

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*店舗情報:「まるまんラーメン」福岡県八女市黒木町本分1147-9

2軒目は、「ひさごラーメン」。黒木さんの父が好きでよく出前で注文して食べていた一杯。

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*店舗情報:「ひさごラーメン」福岡県那珂川市松木2-2-1

3軒目は、「味万」。 ラーメン専門店ではなく食堂で、ここの「ちゃんぽん」が絶品だという。

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*店舗情報:「味万(あじまん)」福岡県八女市黒木町桑原157-1

愛知・名古屋「1年に1度、必ず食べる“絶品ローストビーフ”」
舞台公演で名古屋を訪れた際、ステーキを食べに連れて行ってもらったお店「備長炭ステーキ炉 Sakai」。もちろんステーキも絶品だが、黒木さんを虜にしたのが自家製の「ローストビーフ」。昨年まで東京・麻布十番に支店があり、クリスマスにはパーティー用に必ずローストビーフを1kg注文していたそう。

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黒木さんが『他のローストビーフは、ローストビーフじゃない』とまで断言する「ローストビーフ」は、A5ランク黒毛和牛サーロインを使用。肉塊3kgから脂身や筋をそぎ落として約1kgになったブロックを、フライパンで全面こんがり色がつくまで焼きあげる。そして、約30分オーブンで加熱。

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出来上がったローストビーフは包丁を入れると、ヒュ~っと通りも滑らかで、口の中でとろけてしまう食感だという。醤油ベースの自家製ソースでいただくのも良し、レホール(西洋わさび)に青唐辛子をお好みで加えていただくのも良し、まさに絶品の一品。

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*店舗情報:「備長炭ステーキ炉 Sakai 名古屋大須店」愛知県名古屋市中区大須2-8-23

「生活をガラッと変えた“チキンカリー”」(人生最高の一品)
黒木瞳さんの“人生最高の一品”は、義母から教わった「チキンカリー」。高校卒業後、宝塚歌劇団に入団。その後女優となり、ほとんど料理をする機会もなかった黒木さんは、結婚する際に『私は、女優は辞めません。料理もしません』と夫に宣言。すると、夫は『それでも結婚してください』と承諾。ところが、夫から1つだけお願いが…。『母が作る「チキンカリー」がとてもおいしいから、それだけでいいので覚えて作ってほしい』と。そしてある日、夫の実家を訪ねた時、義母が作ってくれた夫の大好物「チキンカリー」を食べたところ、あまりのおいしさに黒木さんは驚いたという。こんなにおいしいのならと、夫の願いを叶えるために、義母から教わった「チキンカリー」。生姜と玉ねぎ、ニンニクをペースト状にしたものを飴色になるまで約30分炒め、それを1つの薬味にトマトジュースとヨーグルトをベースにして煮込む。そして、カレー粉をまぶしてこんがりと焼いた鶏肉を入れて、さらに煮込む。最後に、カレー粉で味を調えて完成。お好みで薬味としてきゅうり、トマト、玉ねぎを添えた一皿。もちろん、夫は大喜び、今では黒木さんの十八番メニューとなった。

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夫からのたった1つの願いを実現するため、「チキンカリー」を義母に教わった黒木さんだったが、それをキカッケに義母にいろんな料理を教えてもらうことに。すると、黒木さんはそれまでやっていなかった料理が楽しくなり、どんどんハマってしまったという。今思えば、『夫にだまされた』と、苦笑いして振り返った黒木さんだった。

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