土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2020年9月19日 #177)

ごちそう様 石黒賢さん

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ゲストは、石黒賢さん。テニス少年だった高校3年生の時、ド素人でいきなり主演デビューを果たして以来30年以上、テレビドラマの第一線で活躍し続けている石黒さんが、俳優人生を支えてくれたおいしいものを紹介。

■お品書き

京都・河原町「半年待っても食べたいアレ」
“戦後初のプロテニスプレーヤー”を父に持つ石黒さんは、幼い頃からカウンターでお寿司を食べていたというほど、生粋のお坊ちゃま。そんな石黒さんがロケなどで京都に行くと、一番の楽しみにしている美味しいお店がある。阪急電鉄・京都河原町駅から徒歩数分、路地裏に佇む「食堂おがわ」。カウンター13席だけのこじんまりとした小料理店で、食通がこぞって絶賛するという名店である。それだけに予約をとるのがなかなか難しく、石黒さんは前回、今年の春に訪れた際、次回の予約をしようとしたら半年待ちだったとか。

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メニューは、店主がこだわりを持って作る絶品料理の数々。鶏肉を一夜干しした名物「とりからあげ」は、柚子胡椒と合わせていただく。外はパリパリ、中はジューシーな一品。

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また、看板メニューの「だしまき」は、葛と特製出汁を混ぜた卵で作るのがポイント。ふわふわ食感がたまらない一品。

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そして、中でも石黒さんが大好きでオススメするのが「さばずし」。鯖は、厳選した千葉県沖産や韓国・済州島産を使用。1本どこを切っても、背や腹など身のバランスが一定になるよう握り、甘く炊いたしいたけで味にアクセントを加えた一品。石黒さんは、あまりにも美味しすぎるので、いつもおかわりしてしまうという。

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*店舗情報:「食堂おがわ」京都府京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町204 1F

神奈川・横浜「デビュー作の思い出が詰まった一杯」
テニス少年だった高校3年生17歳の時、父・修さんから小説「青が散る」を渡され、『今度、この小説をドラマ化するらしいから、お前出てみる気があるか?』と突然言われた石黒さん。そして、『テレビドラマって、どんな世界なんだろう』という興味だけで、テニスができる新人を探していたプロデューサーと会うことに。実際にテニスのプレーを見てもらい、雑談をしただけで、その1週間後『君に決まったから、明日から毎日TBSに来なさい』と。それから約3カ月、全く芝居経験のない石黒さんは毎日TBSに通って演技指導を受け、いきなり主演でデビューを果たす。そのデビュー作「青が散る」では、佐藤浩市さんや遠藤憲一さんらと共演。緑山スタジオで俳優とスタッフが集まって朝7時から草野球したり、若手俳優たちでスタジオに泊まって深夜まで談笑したり、いろんな思い出があるという。そんな中、仲間たちとよく食べた思い出の一品が、「たんちゃん麺」だった。発売以来37年愛され続けているカップ麺で、現在は自動販売機専用の商品。当時、育ち盛りの石黒さんは当然1日3食では物足りず、小腹が空いた時にはこの「たんちゃん麺」に相当お世話になったという。人生経験の1つのつもりで出演した初めてのドラマ現場で、共演者、スタッフ含め、チームとしてものを作り上げる喜びを知った石黒さんは、『あのドラマが最初じゃなかったら、もしかしたら今は続けていないかもしれない』と振り返った。

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*店舗情報:「緑山スタジオ・シティ」神奈川県横浜市青葉区緑山2100

東京・田園調布「撮影中は食べられない人生最高の一品」
石黒賢さんが選んだ“人生最高の一品”は、「特ロースカツ定食」。元々、とんかつ好きだという石黒さんだが、ドラマの撮影中は体型維持のため、体調の面から、とんかつを食べるのは控えているという。全ての撮影が終わり、クランクアップしてから、ご褒美として食べに行くのを楽しみにしているそう。そんな石黒さんがこれまで食べてきた中で“とんかつナンバーワン”と絶賛するのが、世田谷の田園調布にあった「かつ久」の「特ロースカツ定食」。品質にこだわった豚ロースを使い、長期熟成の高級食パンから作った自家製パン粉で揚げた一品。これまで30年以上に及ぶ俳優人生の中、出演してきた数々の作品の撮影が終わると、必ずといっていいほど足を運んで食べていた「かつ久」の「特ロースカツ定食」。しかし、「かつ久」は店主が高齢になったため閉店してしまっていた。しかし、石黒さんの俳優人生を支えてくれた“人生最高の一品”は、ドラマの思い出と共に生き続けている。

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*店舗情報:「かつ久」 ※現在閉店しています。

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