土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2020年8月29日 #174)

ごちそう様 草刈民代さん

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ゲストは、草刈民代さん。本場ロシアの国立劇場に招聘されるなど、世界各国で公演してきた元トップバレリーナの草刈さんは、大ヒット映画「Shall we ダンス?」(1996年公開)で演技初挑戦。2009年にバレリーナ人生に幕を閉じた後は、女優として舞台やドラマなどで活躍中。プライベートでは、映画監督の周防正行さんと結婚25年目!そんな草刈さんが、その華やかさからは想像できないサバサバとした素顔を見せながら、人生で出会った“おいしいもの”を語った。

■お品書き

静岡・伊東「幼い頃の“おめかし”ディナー」
父が会社経営しており、お嬢様だった草刈さん。子どもの頃、毎年夏休みに家族旅行で訪れていたというのが、静岡県伊東市にある老舗の「川奈ホテル」。

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「川奈ホテル」のメインダイニングで、家族みんなで食事した味で忘れられないのが、「コーンクリームスープ」。玉ねぎ、ポロネギをバターでソテーした後、生のとうもろこしを加えて炒め、チキンブイヨンで味つけ。手の込んだ濃厚な味の上品な一品。

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おめかしして味わう「コーンクリームスープ」が、草刈さんにとっては子どもながらに特別感があり、毎年楽しみにしていた思い出の味だという。

*店舗情報:「川奈ホテル メインダイニング」静岡県伊東市川奈1459 本館1F

東京・新宿区荒木町「夫婦で見つけた濃厚スープ」
映画「Shall we ダンス?」で周防監督と出会い、今年で結婚25年目となる草刈さん。お互いを尊重し合う二人が偶然入って以来、お気に入りとなったお店がある。新宿の荒木町でオーナー夫婦二人が営む、カウンターだけのフレンチレストラン「onzi」。

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「冷菜の盛り合わせ6種類」
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「クラブ アン ココット」
(たらば蟹とマッシュルームのアメリケーヌソースグラタン)

草刈さんのお気に入りメニューは、「冷製具沢山とうもろこしのポタージュ」。玉ねぎ、とうもろこし、ホワイトソース、チキンブイヨン、バター、塩をベースにしたスープは、子どもの頃に食べた「川奈ホテル」の「コーンクリームスープ」に通じていて、懐かしさを覚える味だという。

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*店舗情報:「onzi」東京都新宿区荒木町6-41荒木町寿3-1階

東京・赤坂見附「自分自身の原点の味」(人生最高の一品)
草刈民代さんの“人生最高の一品”は、赤坂見附にある「天ぷら かねき」の「おいも」の天ぷら。祖父の代から家族で訪れていた天ぷら店があり、そこで働いていた金木至夫さんが独立して開いたお店が「天ぷら かねき」で、目の前で揚げた旬の魚介や野菜など、絶品の天ぷらをお座敷で堪能できる。

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 「巻き海老」
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 「アスパラガス」
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 「天バラ」
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中でも、草刈さんが子どもの頃に大好きだったのが「おいも」の天ぷら。ホクホクとした食感と上品な甘さが特徴のさつまいも「紅こまち」を揚げた後、たっぷりと砂糖をかけ、その上に天ぷらの油を垂らし、さらにブランデーをかけた、まるでデザートのような一品。その見たことのない天ぷらに、スタジオは騒然!MC加藤さんも『味が全く想像できない!食べたーい』と大興奮!果たして、その味は???ところが、肝心の草刈さんが味をうまく説明できず…誰にも伝わらないままに。とにかく、“百聞は一食にしかず”で、一度食べてみるしかない一品。

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この「おいも」の天ぷらは、単に幼い頃に出会った“おいしいもの”というだけでなく、その後の草刈さんの人生において“おいしいもの”の基準とも言える味、“おいしいものの原風景”であった。

*店舗情報:「天ぷら かねき」東京都港区元赤坂 1-1-7

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