土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2020年8月22日 #173)

ごちそう様 及川光博さん

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ゲストは、及川光博さん。25歳の時、歌手としてデビュー。その計算し尽くした華麗なる王子様キャラでブレイクを果たす。そして今や、俳優として日曜劇場「半沢直樹」などで大活躍。そんな及川さん、実は今年51歳で、MC加藤浩次さんと同じ年!真逆の人生を歩んできた同級生二人が“初のガチトーク”を繰り広げた。そして、おいしいものの話と共に、表舞台で見せる“華麗なるミッチー”ではない、普段見せることのない“及川君”の素顔を明かした。

■お品書き

神奈川・横浜「探し続けている運命のアレ」
『人生は運命のナポリタンに出会うための旅』とまで言うほど、及川さんが大好きな「スパゲッティナポリタン」。その発祥と言われているのが、横浜にある1927年開業の「ホテルニューグランド」。終戦後、アメリカ軍によって占領された横浜。GHQ(連合国軍総司令部)の宿舎として接収されたこのホテルで、2代目総料理長の入江茂忠さんが“アメリカ兵が茹でたスパゲッティに塩、胡椒、トマトケチャップを和えた物を食べている”のを見て、アレンジ加えて生み出した料理が「ナポリタン」の始まりと言われている。その伝統を受け継ぐ一皿が、今も「ホテルニューグランド」内の「コーヒーハウス ザ・カフェ」で味わえる。

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具材は、トマト、ロースハム、マッシュルーム。ケチャップではなく、トマトの粗切り・トマトホール・トマトペーストを使用し、コクがありながらもあっさりとしたソースが、モチっとした食感の麺と絶妙に絡み合う、格別な一皿。

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*店舗情報:「コーヒーハウス ザ・カフェ」神奈川県横浜市中区山下町10番地 ホテルニューグランド本館1階

「人生最悪!失恋の焼き鳥」(人生最悪の一品)
その華麗なキャラクターのミッチーとして多くのファンを魅了する及川さん。もちろん、学生時代からモテモテだったが、意外にもプライベートではフラれ続けてきた人生だという。そんな恋の失敗談の1つが、焼き鳥屋さんデートでのこと…。大学生時代、付き合い始めた彼女と下北沢の焼き鳥屋さんに行った時、及川さんが一口目に食べたのが「ししとう」だった。すると、それがメチャメチャ辛い1本で、口の中が大変なことに。ガブガブ水を飲んでも、トイレに行ってうがいをしても、何やっても辛さは抜けず、さらに汗でびっしょり。30~40分の間、何もしゃべれない状態になってデートどころではなかったという。それが発端になったのか、その後、彼女との恋はフェードアウトしてしまったという。惨めな恋愛の思い出だけが残ってしまった及川さんにとって、その時の「ししとう」が“人生最悪の一品”となった。

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※イメージ

東京・代々木上原「芸能人生の恩人と食べた…お好み焼き」(人生最高の一品)
及川光博さんの“人生最高の一品”は、代々木上原にある「ごきらく亭」の「お好み焼き」。それは、芸能界を生きていく上で勇気づけてくれた恩人・忌野清志郎さんと食べた忘れられない味だという。

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2002年、忌野清志郎さんと及川さんが組んで結成したスペシャル・ユニット「ミツキヨ」。一緒に音楽活動する中で、いろんなことを経験させてもらい、清志郎さんから多くのことを学んだという。王子様キャラでブレイクし、一躍人気者となった及川さんが“王子からミッチーへ”転職宣言をして新たな道を模索していた頃、どうしても“王子様キャラ”ありきでイジられ続けていたことがあった。そんな時、『自分は笑われる側で、うまく馴染めないんです』と清志郎さんに相談したところ、返ってきたのは『馴染んでどうする。ずっと浮いてなさい』の一言だった。その言葉に勇気づけられた及川さんは、『自分の個性のままで、この世界で生きていこう』と思えるようになり、吹っ切れたという。忌野清志郎さんと出会えたこと、そして、清志郎さんに可愛がってもらったことが、“人生の誇り”だと及川さんは語った。

*店舗情報:「ごきらく亭」東京都渋谷区上原1-32-18 小林ビル 1F

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