土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2020年7月18日 #168)

ごちそう様 片岡愛之助さん

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ゲストは、6代目片岡愛之助さん。歌舞伎だけでなく、日曜劇場「半沢直樹」や大河ドラマなどに出演。人気歌舞伎俳優の“本当は教えたくない…絶品ご褒美メシ”とは?

■お品書き

大阪・日本橋「お忍びで通う!大阪の贅沢なアレ」
片岡愛之助さんが『頑張れたな』という時のご褒美で食べに行くお店が、大阪の日本橋にある「六覺燈(ろくかくてい) 黒門(くろもん)本店」。ミシュランガイド一つ星評価を受けたこともある名店で、上質なワインと共に高級串揚げのコース料理を楽しめる。

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コースは、旬の厳選素材を使った串揚げが約20本。お客がどの調味料で食べればいいか迷わないよう、串の向きをオススメ調味料に指して提供してくれる。

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「車海老」には、塩。

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「えんどう豆のコロッケ」には、山椒塩。

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「とんぶり(ささみ・しそ)」には、辛子レモン。

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東京の銀座、麻布十番、代官山にも支店があり、愛之助さんはそちらにも足を運ぶという。オーナーの水野幾郎さんはとても男気のある方で、いつも愛之助さんの歌舞伎を応援してくださるそう。

*店舗情報:「六覺燈ろくかくてい 黒門くろもん本店」大阪府大阪市中央区日本橋1-21-16 たこそうビル2F

東京・銀座「夫婦で通う!銀座の極上お肉」
大のお肉好きだという愛之助さんが、ご褒美でお肉をよく食べに行くのは、銀座四丁目交差点に面した高層ビル内にある「神戸プレジール銀座」。眼下に銀座の夜景を眺めながら、極上のお肉を目の前で焼き上げてくれる鉄板焼きの名店。一緒に行く妻・藤原紀香さんもいつも喜んでくれるという。

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愛之助さんオススメは、何といっても「神戸ビーフのフィレステーキ」。

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その他、神戸ビーフ、但馬牛、季節の野菜、旬の魚介など厳選食材を使ったアラカルトメニューも充実しており、中でも「神戸ビーフの炙りトロ寿司」、「アワビ」がオススメだという。

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*店舗情報:「神戸プレジール銀座」東京都中央区銀座5丁目8番1号 銀座プレイス11F

「お金がなくなった時の人生最悪の炭水化物」(人生最悪の一品)
1992年19歳の時、2代目片岡秀太郎さんの養子となり、6代目片岡愛之助を襲名。その後、東京での歌舞伎座公演にも出演するようになった愛之助さん。当時、公演期間中の約1カ月は、銀座のホテル暮らし。そうなると、普段の食事も必然的に銀座周辺が多くなり、半月で給料が食費で尽きてしまっていたそう。そこで、料理を一度も作ったことのなかった愛之助さんだったが、仕方なく自炊をすることに。お米の研ぎ方もイチから教わり、総菜をおかずに白ご飯にふりかけをかけて食べていたそうだが、もともと大食いだった愛之助さんは3合でも物足りず、1食で5合も食べてしまったこともあったという。

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※イメージ

大阪・難波「歌舞伎人生の大きな転機の…思い出の味」(人生最高の一品)
片岡愛之助さんの“人生最高の一品”は「カレーライス」。それは、愛之助さんにとって歌舞伎人生の大きな転機となった思い出深い味。もともと歌舞伎の家に生まれたわけではなく、一般家庭に生まれ育った愛之助さん。松竹芸能の子役募集をキッカケに芸能界入りして、歌舞伎の子役にも挑戦。1981年に13代目片岡仁左衛門の“部屋子”となり、片岡千代丸として初舞台を踏んだ。そして1992年、19歳の時に2代目片岡秀太郎さんの養子となり、6代目片岡愛之助を襲名。養子縁組して、実際に歌舞伎の名家“松嶋屋”の家系に入った愛之助さん。実の両親は、“息子には好きなことをさせてあげたい”という思いから『よし!行って来い!』と快く承諾してくれたという。しかし、養子になったことで愛之助さんには1つ戸惑いがあった。それは、今まで“旦那”や“若旦那”と呼んでいた師匠を急に“お父さん”と呼ばなければいけなくなったことだった。“師匠と弟子”がある日突然、“父と子”の関係に…。なかなか呼べずに戸惑っていた愛之助さんに、父となった秀太郎さんが『ご飯食べに行こう』と誘ってくれたのが、「インデアンカレー」だった。

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「インデアンカレー」のカレーメニューは1種類のみで、愛之助さんがいつも注文するのは、ライス大盛り&タマゴ入り、通称「大玉」。1947年創業当時から変わらぬ秘伝のルーは、とろみのある辛口。最初は、本来の辛口の美味しさを楽しみ、その後タマゴを混ぜて少しマイルドな味わいで2度楽しむのがオススメだという。

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二人きりでカレーライスを食べた時、父・秀太郎さんからこんな言葉が…『自分のいただいたことを100%120%に仕上げていくことが、明日への近道だから。頑張りなさい』と。気楽なカレー屋さんを選び、そんな言葉をかけてくれた父の気遣いに、愛之助さんは翌日から『よし!呼ぼう!』と会話の全てにいちいち“お父さん”を付けて呼んでみたという。すると逆に、『お父さん!お父さん!ってうるさい』と言われてしまったとか。そんな“父と子”二人きりで食べたカレーライスは、歌舞伎人生の大きな転機の深い思い出が詰まった味だった。

*店舗情報:「インデアンカレー 南店」大阪府大阪市中央区難波1-5-20

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