土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2020年4月11日 #154)

おかわりスペシャル(1)
ごちそう様 劇団ひとりさん・松坂慶子さん・生瀬勝久さん

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「食」と「人生」がたっぷり詰まったアノ人のアノ話を“オカワリ”するスペシャル!今回登場するのは、劇団ひとりさん、松坂慶子さん、生瀬勝久さん。実はこの3人、『味の話をしてくださーい』と、つい言いたくなるほど、トークが面白すぎて大盛り上がりだったんです。もちろん、おいしい話もオカワリしたい絶品メニューばかり。

■お品書き

劇団ひとり(2020年1月18日放送)
「最近激ハマりのハニートースト」

劇団ひとりさんが最近ハマっている食べ物が、「ハニートースト」。1枚焼き用トースターで、外はカリッと中はふわっと焼いた食パンに、たっぷりのバター、ハチミツ、そしてホイップクリームをのせた極上の一品。 奥さんの大沢あかねさんに作ってもらうわけではなく、毎朝自分で作って食べているらしい。

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「食べられなかった…屈辱のハンバーグ弁当」(人生最悪の一品)
2000年、お笑いコンビを解散。当時、ピン芸人となったばかりの劇団ひとりさんは若手芸人のネタ見せ番組「赤坂お笑いd・o・j・o」(TBSラジオ1998〜2000年放送)に出演する。それまではコンビで “1本ネタ・コーナー”に出ていたものの、ピン芸人となって出られるのは新人扱いの“登竜門コーナー”。当然、楽屋は別々。アマチュアの中にキャリア8年の自分がいる違和感。話し相手もいなかった。そこで1本ネタ・コーナーの楽屋へ。馴染みの芸人たちの中で、楽屋のお弁当を食べようとしたところ、「新人 コーナーの人は、お弁当ありません」とスタッフから注意を受ける。割り切っていたものの、いざそんな 扱いを受けると、悔しくて仕方がなかったという。芸人人生で最大の屈辱であった。ちなみに、そのお弁当は、ハンバーグだったような気がするが…覚ていない。。

東京・浅草「ビートたけしに憧れて…浅草名物!牛にこみ」(人生最高の一品)
ビートたけしさんに憧れていた劇団ひとりさん。たけしさんの番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」のコーナー企画“お笑い甲子園”に出演したのがキカッケで、お笑いの世界へ入った。そんな劇団ひとりさんにとって、憧れの店であり、“聖地”と言ってもいいのが、浅草にある居酒屋「捕鯨舩」。たけしさん作詞・作曲の歌「浅草キッド」の中にも出てくる。

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劇団ひとりさんが芸人仲間と初めて「捕鯨舩」に行った時、タイミング悪く準備中だった「捕鯨舩」。しかし、シャッターが半開きだったので頼み込んだところ、女将さんが快く中に入れてくれたという。憧れの店で「たけしさんはどこに座っていたんですか」などと大興奮しながら味わったのが、名物の「牛にこみ」。

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そしてお会計の時、「お代はもう、たけちゃんにもらっているから」と、女将さんが一言。実はそれは、 たけしさんが来店した際に「若い芸人たちが来た時、これで飲ませてあげて」とお金を多めに置いてくれているからだった。まさに、憧れのたけしさんに奢ってもらった「牛にこみ」。これこそ、劇団ひとりさんの芸人人生で“最高の一品”となった。

*店舗情報:「捕鯨舩」東京都台東区浅草2-4-3

松坂慶子(2020年1月4日放送)
兵庫・芦屋「『まんぷく』女優オススメ!絶品自然派ごはん」

NHK連続テレビ小説「まんぷく」(2018年10月〜2019年3月放送)に出演していた松坂慶子さん。その撮影中に、主演の安藤サクラさんが手配してくれたケータリングがあった。それがあまりにも美味しくて、松坂さんは後日そのお店に実際に行ってみたそう。そこが、兵庫県芦屋市にある「amasora(甘空)」。 人気料理研究家・池㞍彩子さんが手がけるデリ&スイーツのお店で、素材にこだわり、丁寧に作られた料理やお菓子は体にも心にもやさしいと評判。店内のショーウィンドウには、鮮やかなお惣菜の数々が並び、 奥には隠れ家的なレストランがあり、出来立てをその場で楽しむことができる。

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松坂さんの印象に残っているのは、「シャドークイーンポテトサラダ」。 ※シャドークイーン(じゃがいもの一種)

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お店のイチオシメニューは、「土佐あかうしのデミハンバーグ」。年間300〜400頭しか出荷されない褐毛和種「土佐あかうし」は、赤身が絶品と言われ、ステーキやタタキなどによく使われる。それを贅沢にも ハンバーグに使用した一品。もちろん、付け合わせの「シャドークイーンポテトサラダ」との相性も抜群。

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*店舗情報:「amasora」兵庫県芦屋市宮塚町15-5三楽レジデンス101

生瀬勝久(2020年1月11日放送)
大阪・十三「劇団員時代の行きつけ!ディープな居酒屋の絶品三種盛り」

生瀬勝久さんが俳優人生をスタートしたのは、今から40年前。当時、関西小劇場ブームの中、学生劇団としてひと際人気を誇った「劇団そとばこまち」に所属したことで始まる。その後、4代目座長を務め、拠点を京都から大阪に移し、淀川区南西部にある下町歓楽街・十三の稽古場で芝居に没頭していた日々、稽古 帰りに仲間とよく立ち寄ったのが、いきつけの「居酒屋ちゃっぴ〜亭」。

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生瀬さんのオススメは、注文するとスグ出てくる「三種盛り」。豚の三枚肉を煮込んだチャーシュー、もやし、キムチを盛り合わせた一品。『すりゴマがかかっているので、少しふぁふぁっとして、チャーシューのジュワッと、もやしの冷たさと、キムチのピリ辛が、たまらなく美味しい』という。テーブルに出てくると、いつも劇団仲間と取り合いになった絶品料理。

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*店舗情報:「居酒屋ちゃっぴ〜亭」大阪府大阪市淀川区十三東1-7-14 久保ビル1F

「もしかしたら最後の晩餐!? 事故の直前に食べたカレーライス」(人生最高の一品)
20歳の時、死に直面する大事故に遭った生瀬さん。それは、ツーリングで北陸へ行った時に起こしたバイク事故だった。カーブを曲がり切れず、コントロール不能になり、対向車の下へ。生瀬さんのお腹の上に対向車のタイヤがのってしまうという大事故だった。救急車で病院に運ばれた生瀬さんは、精密検査を受ける。内臓破裂の疑いもある中、検査へ向かう途中で吐いてしまった。事故前に食べた昼食の「カレーライス」を。そう、もしこの事故で死んでいたら…生瀬さんの“最後の晩餐”は「カレーライス」だった。でも、大好物の「カレーライス」を以来40年ずっと食べて来られた。『それだけで良かった。幸せじゃないか』。実は、生瀬さんにとって、死に直面したあの事故が、そして“最後の晩餐”になったかもしれない「カレーライス」が、自分の人生を大きく変えてくれたという。『人間はいつ死ぬかわからない』『生きている間は、好きなことをやろう。自分の思ったことをやろう』と、考えが変わり、その後、芝居と出会い、まもなく60歳になる今も、大好きな芝居をずっと続けている。その意味で、事故前に食べた「カレーライス」こそが、生瀬さんの“人生最高の一品”。“自分の人生に間違いはない”と言い切る生瀬さんは、いつもこう自分に言い聞かせている。『理想や野望、目標を立てなければ、好きなことができる』。

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※イメージ

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