土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2019年12月28日 #140)

ごちそう様 冨永愛さん

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ゲストは、冨永愛さん。高校時代、雑誌「VOGUE JAPAN」に掲載された衝撃の1枚で脚光を浴び、17歳で単身ニューヨークへ。『怒り』を原動力に、栄光を掴んだトップモデルの“知られざる食の世界"に迫る。

■お品書き


15歳でモデルとなり、17歳で海外挑戦。世界中から集まったモデルたちと競い合い、何万人という中からオーディションを勝ち抜き、ようやくランウェイに立てる。そんな厳しいモデルの世界で闘い、パリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨークという世界のファッション界で活躍するようになった冨永さん。そして遂に海外挑戦して10年、27歳の時に一流ブランド「GIVENCHY」のエクスクルーシブ(専属契約)を勝ち取る。ブランドに1人しかいないエクスクルーシブになれることは、いわゆるスーパーモデルの証。そんなモデルとして認められた嬉しい時や、ひと仕事終えた時のご褒美として、異国の地パリで訪れたのが、セーヌ川の近くにある焼肉店「松ちゃん」。日本人が営んでおり、店内に入ればまさに日本。フランスのファッション界にもファンの多い人気店だという。ステーキ肉も美味しいフランス産のお肉を使用し、特製タレでいただく焼肉は、日本で食べるのと遜色ない美味しさ。

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*店舗情報:「松ちゃん」フランス パリ テアトル通り 55

ニューヨーク「人生最悪を救った!人生最高のアレ」
17歳の時、冨永さんは海外のコレクションに初挑戦。最初の地は、ニューヨークだった。当時は、ロシア、ブラジルなど世界中から集まった同年代のモデルたちとアパートメントで共同生活。トイレ、お風呂、キッチン、電話…すべてをシェアして暮らしていた。そんな不慣れな生活を送る中、心の支えとなったのが、小さい頃から慣れ親しんだ母の味だった。それが、母の手作り「梅干し」。海外生活だと日本食が思うように食べられなかったため、スーツケースに「サトウのごはん」、「インスタント味噌汁」、そして「母の手作り梅干し」をスーツケースにいっぱい詰め込んで持って行っていたという。

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「母の手作り梅干し」は、甘くなく、しょっぱい酸っぱい昔ながらの味付け。海外生活で疲れた時、そして辛い時に一粒かじって、涙を流したこともあったという。しかし、そこからトップモデルまで駆け上がった冨永さん。この世界で頑張ってこれた原動力は、“怒り"だという。冨永さんが海外挑戦した当時は、ファッション界はアジア人というだけで「黒しか似合わない」「ドレス似合わない」などと偏見で見られていた時代。そのことが悔しくて、冨永さんは『絶対負けない!絶対トップまで行ってやる!』とモチベーションを保ち、挑戦を続けた。そんな冨永さんを時に支えてくれたのが、母の味「梅干し」だった。

東京・西麻布「3年連続一つ星!リアル“グランメゾン★東京"」
木村拓哉さん主演のドラマ日曜劇場「グランメゾン★東京」で、世界のレストランに多大な影響力を持つグルメ雑誌の編集長リンダ・真知子・リシャールを演じる冨永愛さん。連ドラ初出演となった冨永さんに、オファーの際スタッフは、“美食界の王妃"のような役柄だと言われる。『美食界の王妃って何!?』と思った冨永さんだったが、とにかく演じるにあたって食に精通している役なので、食べ方などちゃんとしているはずと、自らテーブルマナーをイチから学んだという。その協力をしてくれたのが、西麻布にある「Crony」。この店のディレクターでありオーナーソムリエの小澤一貴さんは、「グランメゾン★東京」の料理監修であり、過去に「人生最高レストラン」にも出演した岸田周三シェフ(2019年6月15日放送)の「カンテサンス」出身。2016年のオープン以来、3年連続で「ミシュランガイド」一つ星として掲載されている、まさにリアル“グランメゾン★東京"といえる名店。このモダンフレンチのお店で冨永さんが魅了されたのは、パンとデザート。外はカリカリで中はモチモチの「日本酒サワードゥブレッド」。酒粕バターを塗っていただく。パンなのに、“1つの料理"として提供される。

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お米で作った「コシヒカリのアイスクリーム」。熟成古酒をかけていただく上品な一品。

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ちなみに、この季節のメインは「鳩のローストと焦がした冬キャベツ」がオススメ。
高温で皮目を香ばしく焼いた鳩の胸肉が味わえる。

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*店舗情報:「Crony」東京都東京都港区西麻布2-25-24 NISHIAZABU FTビル MB1F

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