土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2019年12月7日 #137)

ごちそう様 武田真治さん

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ゲストは、武田真治さん。16歳で「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のグランプリを獲得したのをきっかけに芸能界入り。俳優、ミュージシャンだけでなく、バラエティでも大人気。昨年、NHK「みんなで筋肉体操」で再ブレイク、紅白歌合戦にも出場した。知られざる極貧時代や、人生の転機となった伝説のロックスター忌野清志郎さんとの出会いなどのエピソードを交えた、筋肉男子のおいしいお話。

■献立メニュー

東京・新宿「ここでしか味わえない!まるでパスタのような絶品つけ麺」
20代の頃、顎関節症になり、ガリガリに痩せてしまったことがキッカケで体を鍛え始めた武田さん。現在も日々トレーニングに励む中、ジョギング中に偶然見つけた美味しいお店がある。新宿高島屋の向かいの路地に佇む「つけ麺 五ノ神製作所」。ピーク時は長蛇の行列ができる人気店で、イチオシは何といっても「海老つけ麺」。自家製の太麺を使い、武田さん曰く『パスタっぽい口当たり』だという。海老を炒めて作った香味油、海老を煮込んだスープを合わせた特製スープは、海老の香りが芳醇で堪らないという。これに、武田さんは、自家製バジルをトッピングして麺に絡めて食べる。イタリアンと和食が癒合した、まさにここでしか味わえない絶品つけ麺。

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*店舗情報:「つけ麺 五ノ神製作所」東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-16 シャトレー新宿御苑第一 1F

「貧困時代に食べた、本当は食べられないモノ」
高校時代、北海道から上京した武田さん。定時制高校に通いながら芸能活動を始めるも、仕事はほぼゼロ。2年間は、毎日の食事にも困るほどの極貧生活だった。そんな極貧時代の“究極どん底メシ”がある。日曜日で自宅に一人…お金も食料もなかった武田さんは空腹に耐えられず、思わずティッシュにマヨネーズを付けて口に入れたことがあった。そんな極貧時代があったからこそ、今がある。武田さんにとって最悪だけど、忘れたくない、忘れてはいけない経験であった。奇しくも、この極貧時代があったことで、後にブレイクすることに。もともとの端整なマスクに加え、食べられずにガリガリになったスタイルが“フェミ男”と呼ばれてもてはやされたのだ。そして同時に忙しくなったことで、仕事現場に行けば、食事にも苦労しないようになった。当時、一番テンションがあがったのが 、津多屋の「のり2段幕の内弁当」。ちょっと高価なため、最近ではなかなかお目にかかれないのが残念だとか。

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東京・代々木上原「伝説のロックスターとの思い出の味」
伝説のロックスター忌野清志郎さんとの出会いは、顎関節症を患い、サックスを吹くことができなくなっていた時のこと。竹中直人さんに連れられて清志郎さんのプライベートスタジオを訪ねると、清志郎さんに『君サックス吹けるの知ってるよ。吹いてごらん』とおもむろに言われたという。あの清志郎さんに言われて断るわけにもいかず、これは人生の節目だと自分に言い聞かせて吹いてみると、1年以上も吹くことさえできなかったサックスで音を奏でることができた。すると、清志郎さんが気に入ってくれ、後に全国ツアーに参加するまでに。『あの時、清志郎さんに出会えたなかったら、サックスを続けられてなかった』『自分をユニークな存在にしてくれるサックスがなかったら、芸能界で頑張ってみようというモチベーションを持てなかった』『すべては、清志郎さんがいてくれたから』武田さんにとっては、人生を救ってくれた存在が忌野清志郎さんであった。そんな清志郎が連れて行ってくれ、思い出に残っているお店が、代々木上原の「ごきらく亭」。

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北海道出身でお好み焼きに馴染みがなかった武田さんだったが、ここでお好み焼きを食べながら、清志郎さんと過ごした時間は、どんな大金にも変えようのない特別なものである。

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*店舗情報:「ごきらく亭」東京都渋谷区上原1-32-18 小林ビル 1F

鹿児島・霧島「雅叙苑のジンライム」
忌野清志郎さんの全国ツアーで一緒に鹿児島に行った際、泊まった「妙見温泉 忘れの里 雅叙苑」。日本の原風景を残す茅葺きの宿で、常に上位にランキングされる人気の温泉宿。食事の席でみんなが盛り上がる中、まだ20代だった武田さんは、50歳を超える先輩メンバーたちと打ち解けられなかった。席を立ち、バーカウンター小屋に一人で行こうとしたところに、清志郎さんが気遣って追いかけてきてくれたという。

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思わぬサシ飲みの機会に武田さんは、伝説の名曲「雨あがりの夜空に」に登場する「ジンライム」を飲むしかないと思って注文したところ…清志郎さんから『ジンライムって、どんな味?』と驚きの言葉が。

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その夜、ジンライムを初めて飲んだ清志郎さんは実は、自分の歌で“言葉遊び”をしているだけだったというのだ。武田さんの知っている清志郎さんの素顔は、本当に真面目で“勤勉”な人だったという。

*店舗情報:「妙見温泉 忘れの里 雅叙苑」鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4230

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