土曜 よる11:30〜

人生最高レストラン

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放送内容(2019年11月9日 #133)

ごちそう様 清塚信也さん

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ゲストは、“クラシック界の貴公子”と称される人気ピアニスト・清塚信也さん。日本人男性クラシック・ピアニストとして史上初めて、日本武道館での単独公演を開催するなど、その実力だけでなく、ユーモアなキャラクターと芸人顔負けのトークで音楽界だけでなく、各方面で大人気!今回、『感情を言葉で表現するより、音楽で表現する方が得意』という清塚さんが、絶品料理の美味しさをピアノで演奏するという“食”と“音楽”のコラボが実現。そして、スパルタ教育の母の下、5歳からピアノ漬けの壮絶人生で味わった「人生最悪」と「人生最高」の料理とは?

■献立メニュー

「死と隣り合わせ?美味しいけど味のしない…清塚家のトマトシチュー」 『音楽は楽しむものではなく、勝負です』『音楽家にならなければ、一家は全滅です。死にます』そんな言葉を発するスパルタ教育の母の下、5歳の頃から毎朝5時起き、1日12時間練習というピアノ漬けの生活を送っていた清塚さん。しかし、コンクール前日だけはいつも厳しい母が唯一優しかったという。練習もほどほどで許され、夕飯は必ず、母の愛情たっぷりの特製「トマトシチュー」だった。

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ただ、清塚家にとっては、コンクールは一家の生死(?)いや運命がかかった勝負の日。母からのプレッシャーを感じつつ食べるトマトシチューは、本当は美味しいはずなんだけど…緊張から全く味を覚えてないという。その意味で、清塚さんにとって“人生最悪”の一品。ちなみに、コンクールの結果が悪かった時、夕食がまさかの「水道水ご飯」だったこともあったとか。しかし、いつも厳しい母が優しくて、愛情を込めて作ってくれる「トマトシチュー」は、清塚さんにとって忘れられない一品であった。

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●作り方のポイント
*具材(牛もも肉、スネ肉、じゃがいも、ニンジンなど)は食べ応えがある様に大きくカット。
*炒めた後にトマトのざく切り、トマトの缶詰、トマトジュースをたっぷり入れて煮込む。
*味付けは、塩・胡椒・醤油などシンプルに。



■東京・麹町「家族の温もりを初めて実感した!絶品焼き魚」
子ども時代のスパルタ教育で『母に対して半分恨みもある』という清塚さん。でも今は、音楽家として生計を立て、また自らも結婚して親となり、母とも仲良くしている。そんな母を含め一家で行ったオススメのお店が、麹町にある寿司屋「鈴政」。名物は、北海道産バフンウニをたっぷり使い、ハワイ産の塩をまぶした「バフンうにの握り」。ほどけてしまうほど柔らかいので大将から直接手渡しでいただく。

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イチオシは、「のどぐろの塩焼き」。のどぐろ専門の焼き担当が遠火でじっくりと焼き上げ、1人1匹まるごと出してくれる贅沢な一品。

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家族で食事した際、お子さんも「のどぐろ」のあまりの美味しさに大喜び。それを見た母は孫のために自分の分を全部あげ、そして息子夫婦に対してこう言ったという。『子どもには何があっても、ちゃんと食だけは守って食べさせなさい』と。それを聞いた清塚さんは、『水道水ご飯を出した同じ母が言うセリフ!?』と衝撃を受けた。後に母に確認すると、『私の子育ては、間違いだった。厳しくすると委縮してしまうから、子どもは褒めて伸ばしなさい』と語ったという。母の心変わりに直面したと同時に、母の温もりを初めて実感した瞬間であった。

*店舗情報:「鈴政 東京麹町店」東京都千代田区麹町4-7-5麹町ロイヤルビル1F



■東京・麻布十番「壮大なバラードを奏でる“人生最高の一品”」
清塚さんの人生最高レストランは、東京・麻布十番にある鉄板焼き店「石垣吉田」。デビューしたての20代の頃、音楽界の大先輩である葉加瀬太郎さん、高嶋ちさ子さん、ヴァイオリニストNAOTOさんたちにご馳走してもらい、その料理の美味しさに衝撃を受けたという。以来、いつか自分のお金で行けるようになろうと誓い、今では通えるようになった大好きなお店。その料理は、“料理というより、作品をいただいている”感覚になるそうで、清塚さん曰く『“バラードを奏でる”料理』を味わえるという。そんな「石垣吉田」の“バラードを奏でる絶品料理”が…

①「極上黒鮑 肝ソース 追い鱧パスタ」

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②「伊勢海老雲丹ソース カスピ海天然キャビアベルーガと共に」
伊勢海老に白ワインとウニで作ったソース、さらに焼いた伊勢海老の味噌を入れ、最後にキャビアと金箔をのせた、見た目もゴージャスな一品。

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③「石垣島きたうちプレミアムビーフコンソメスープで炊き上げたW白トリュフ御飯」
イタリア・アルバ産の最高級白トリュフを削った上にコンソメスープで炊いたご飯をのせ、さらにスライスした白トリュフで追い打ちをかけた、なんとも贅沢な一品。ここに温泉玉子をのせていただく極上メニュー。

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④★人生最高の一品★「石垣島きたうちプレミアムビーフ40究極のクリスピー焼き」
ひと月に6頭ほどしか出荷されない希少で最上質の牛肉「石垣島きたうちプレミアムビーフ」。それを下準備からトータル3時間かけてじっくり丹精を込めて仕上げる最高の一品。まさに、壮大なバラードを奏でる極上ステーキ。

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*店舗情報:「石垣吉田」東京都港区麻布十番2丁目8-10パティオ麻布十番3F

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