人生最高レストラン

毎週土曜 よる11時30分

次回予告

2018.9.1放送

小木博明(おぎやはぎ)さん

常連客 ピエール瀧さん、光浦靖子(オアシズ)さん

放送内容

2018.8.18

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ゲスト 中村吉右衛門さん

常連客 高橋みなみ、井戸田 潤(スピードワゴン)さん

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    歌舞伎俳優 中村吉右衛門「人間国宝の知られざる食の世界」

    2011年、人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定された、現代を代表する歌舞伎俳優の一人、2代目中村吉右衛門さん。歌舞伎の世界にとどまらず、テレビ時代劇「鬼平犯科帳」では主人公の長谷川平蔵を演じて国民的人気を誇る。歌舞伎の名家に生まれ、先代の名跡を継ぎ…歌舞伎俳優として生きてきた中村吉右衛門さん、74年の人生でたどり着いた“人生最高の一品”とは?

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    ■鱧の葛たたき

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    ■鯛のあらだき

    京都「世界中の美食家を唸らせたアレ」

    京都を代表する老舗割烹料理店「浜作」。かの有名な稀代の美食家・北大路魯山人に『うまいものを食べるなら、浜作へ行け』とまで言わしめた名店で、国内だけでなくチャップリンや英国のチャールズ皇太子など、世界中のV.I.P、美食家たちも訪れ、その味を絶賛したという。初代中村吉右衛門も贔屓にしていた。また、「浜作」は今や当たり前となった“板前割烹”を日本で最初にはじめたことでも知られる。カウンター越しに客の目の前で魚を割き(切り)、烹く(煮る)“板前割烹“。素材の吟味や味つけ、出来たてを提供するタイミング、盛り付けや器のセンスなど、料理の全てに専念専心する場を見せ、“作る喜び”と“食す楽しみ”が共存する。吉右衛門さん曰く、料理は全般的に京都らしからぬ少し濃いめの味付けで、関東の人も満足するものだという。中でも吉右衛門さんが一番好きなのは、「鯛のあらだき」。日本一と言われる“明石の鯛”を本来の味が引き立つように、焼き豆腐とゴボウのみで一緒に強火で煮込む。約10分間ひたすら煮汁を鯛にかけ続け煮込むことで臭みがなくなり、鯛の旨味がより際立つ一品。思わず独り占めしたくなる美味しさだという。

    *店舗情報:
    「浜作」
    現在は改装・移転に伴い休業中。2019年に先斗町で営業再開の予定。

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    ■ざるそば

    浅草「初代との思い出の味」

    食べることが好きだった初代との思い出の味は、蕎麦。吉右衛門さんは幼い頃から、よく蕎麦屋に連れて行ってもらい、その食べ方を教わり、いつしか蕎麦好きになっていたという。そんな吉右衛門さんが一番だと認めるのが、創業大正2年の老舗、浅草にある「並木 藪蕎麦」。江戸三大蕎麦の一つ、藪蕎麦(甘皮を取らずに挽いた粉で作った蕎麦のこと。東京を代表する蕎麦屋の屋号)の名店中の名店として知られる。東京で一番辛いと言われる濃いつゆに少しだけ蕎麦をつけて一気に啜って食べるのが、粋な食べ方。

    *店舗情報:
    「並木 藪蕎麦」
    東京都台東区雷門2-11-9

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    ■「水牛のモッツァレラチーズのマルゲリータ」

    六本木「20年間探し求めたアレ」

    歌舞伎のイタリア公演の際、ナポリで食べた本場のピザ。その美味しさに衝撃を受けた吉右衛門さんは帰国後、本場の味を東京でも食べることができないかと、同じ味を探し求めた。そして20年…ようやくたどり着いたのが、六本木にある「ナプレ」。ナポリのレストランをイメージした雰囲気、そして材料のほとんどにイタリア産を使用して本場の味を再現するという、こだわりの店。吉右衛門さんが20年かけて出会えたのが、「水牛のモッツァレラチーズのマルゲリータ」。程よい酸味が生地によく合うイタリア産トマトを使ったソースに、香り付けのバジル、コクを出すためのグラナ・パダーノチーズ。そこに吉右衛門さんは、水牛のモッツァレラチーズを多めにトッピングして注文。イタリアから職人を呼んで作った特製薪釜で焼くピザは、まさに求めていた本場ナポリの味。

    *店舗情報:
    「ナプレ 東京ミッドタウン店」
    東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア ガーデンテラス 1F

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    ■「アスパラガス」

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    ■「角もろこし」

    青山「dancyu植野編集長オススメの天ぷら」

    天ぷらも大好きで美味しいお店を開拓したいという吉右衛門さんのために、グルメ雑誌「dancyu」の植野編集長がオススメの天ぷら店を紹介。植野編集長がオススメしたのは、伝統的な江戸前のものではなく、新しい要素を取り入れたお店、外苑前にある「天ぷら 元吉」。野菜の使い方が絶妙で、“天ぷら”という技法により野菜本来の味をより美味しく料理した天ぷらを楽しめる。夏場のオススメは、トウモロコシ。生でも食べられるほど美味しいトウモロコシの実だけを4層に重ねたもので、植野編集長曰く「トウモロコシのミルフィーユ状態」。生の甘みと食感が更に凝縮した、他では食べられない一品。

    *店舗情報:
    「天ぷら 元吉」
    東京都港区南青山3-2-4 セントラルNo6B-A

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    ■「海苔だんだん」

    人生を変えた忘れえぬ味

    祖父は初代中村吉右衛門、父は初代松本白鸚、そして兄は九代目松本幸四郎で現在の二代目松本白鸚という、歌舞伎の名家に生まれた吉右衛門さん。実は生まれる前から運命は決まっていたという。跡取りのいなかった祖父・初代中村吉右衛門のもとに養子に入り、その芸を受け継ぐことを決められていた。4歳で初舞台を踏み、そして一代で歌舞伎俳優としての地位を築いた名跡を継ぐという運命。しかし、それに抗うように『歌舞伎とは別の道に進みたい』と思っていたこともあった。学生の時には、フランス文学が好きで『役者を辞めてフランスへ行きたい』とまで思い詰めたことも。しかし、そんな吉右衛門さんを“歌舞伎の道”へと誘う…ある出来事が起こる。それは、“ばあや”の死。睡眠2時間という激務でお手伝いさんとして働き、吉右衛門さんが赤ちゃんの頃から身の回り全てを面倒みてくれた“ばあや”。子供の頃、身体の弱かった吉右衛門さんを『丈夫にしなければ役者になれない』と徹底的に食事に気を使って好き嫌いのない健康な身体に育てた。ずっとそばにいて、時に厳しく、時に優しく育ててくれた“ばあや”は吉右衛門さんにとって、実の母親、養母よりも本当の“母親”であった。生前、そんな“ばあや”がいつも口にしていたのは、『二代目中村吉右衛門になって、いい役者になってほしい』という言葉。全てを自分のために捧げてくれた“母”である“ばあや”との別れが、吉右衛門さんを歌舞伎俳優として生きる決心をさせた。そんな“ばあや”が作ってくれたものこそ、中村吉右衛門さんの“人生最高の一品”。お弁当箱にご飯を敷き詰め、醤油で和えた鰹節をまぶし、その上に焼いた海苔を敷く。これを二段に重ねた「海苔だんだん」。よくお弁当や朝ご飯に食べさせてもらっていたという「海苔だんだん」は、“ばあや”の愛情がこもった、生涯忘れられない味。

この後、何食べる?

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    ■炊き餃子

    常連客オススメ「餃子激戦区の」
    by 井戸田潤さん

    知る人ぞ知る“餃子激戦区”の東京・立川。中でも評判の店が「餃子のさんくみ」。名物「炊き餃子」は、クセのない濃厚豚骨スープに、マー油の香りがベストマッチな一品。

    *店舗情報:
    「餃子のさんくみ」
    東京都立川市曙町2-30-1 1F

過去の放送内容はこちら

番組概要

舞台は“料理を一切出さない”という、かなり変わったお店 「人生最高レストラン」。
ここでは料理の代わりにゲストの「人生で最高においしかったものの“お話”」を味わえる。
来店するゲストは、今観たい、話を聴きたい“時の人”。
ゲストが語る“人生最高の一品”を視聴者がまるで味わうように追体験できる新感覚のグルメ・トークバラエティだ。
また、この番組は単なるグルメ番組ではない。
「食を通して、人を知る」 ことが、もうひとつのテーマ。
毎回、ゲストの 「人生で一番おいしかったものの“お話”」を通してMCの徳井義実と笹川友里TBSアナウンサーが人生の思い出や苦労話などのエピソードそして価値観や人生の愉しみ方などを引き出しゲストの素顔、魅力に迫る。
週末の夜に、“最高の食談” と “奥深い人生の語らい”で視聴者の皆様に心豊かでプレミアムな時間をお届けする。

MC

  • 徳井義実(チュートリアル)
  • 笹川友里(TBSアナウンサー)

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