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毎週金曜よる10時

インタビュー

Vol.02 宮藤官九郎 (脚本)

初のミステリー作品ということで、いかがですか?

これまでと使う頭が全然違うので、構成ですよね。それぞれのエピソードを、何話でどこまでバラすかとか、結末に近い部分の話をどこに入れ込むかとか。そういうことに気を配らないと、後で大変な思いをするなと思って……。そういう意味では、ミステリーって大変だなと思いました。自分がミステリーを書くタイプの作家ではないので……。あとは、人間ドラマというかエモーショナルな部分はいくらでも足せるので。3人が子供の頃に起こった思い出とかは、オリジナルで作っている部分もありますね。元々、話が出来ている作品ではあるので、楽と言えば楽です (笑)。

宮藤作品特有のユーモラスな部分について?

ミステリーだからといって、ずっと深刻な内容ばかりでも面白くないだろうと。なので、3人でいるときの会話などは、脇にそれたりだとかといった部分が必然的に出てきますよね。いつもみたいにというのは…… まあ、やりますけどね (笑)。でも、台本が長かったりした時は、「これは元々、原作にはないもんね」 と削れていくというのはありますが…… (笑)。封印はされていないし、するつもりもないです。出てきちゃうものはしょうがないかなって思います(笑)。 (  )

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