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インタビュー Vol.3

上田竜也さん ーー滝本空哉役

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台本を読み終えての感想を教えてください。
まだ役のお話しをいただいていないとき、ニュースで市原隼人さんが『ランナウェイ』という作品に出演されることを知っていたのですが、脱獄する作品というのが新鮮だったので、「おもしろそうなドラマがはじまるなぁ。」と思っていました。
女性だけでなく、男目線で見ても魅力のある作品だと思いました。男くさい友情や、恋愛、家族愛も描かれていて、様々な魅力が詰まっている作品になっていると思います。
1人で台本を読んでいるだけでは何も掴めなかったのですが、実際にお芝居をすることで、4人の空気の流れや方向性がわかってきた気がします。
空哉たちは北九州の刑務所に収監されているのですが、実は…僕、北九州で育っているんです。北九州で育ち、北九州刑務所に入るという…(苦笑)。この作品にどこか運命的なものを感じました。
滝本空哉を演じるにあたって意識している点はありますか?
(写真) 僕が演じる滝本空哉は、憎めない奴なんです。彼の持っている天然さをどうしたら上手に伝えられるかすごく悩んでいます。周りの人間には言っていない自分の環境もある中でのあの性格なので、明るく演じればいいというだけではないと思うんですね。空哉は空哉なりに自分の中で秘めているものを持っているんです。とにかく、自分の中でまだ試行錯誤しています。市原さんにも「やりがいのある役どころだよね!」と言っていただけたので、上手にキャラクターを出していけたらいいなと思っています。
空哉を演じるにあたって、楽しみにしている点はありますか?
瞬との駆けあいも楽しみにしていますが、難しいです。ゆくゆくは、台本どおりでなく、自然に掛け合いが出来るようになっていけたらいいなと思っています。
脱獄犯という特殊な役柄ですが、どういうイメージを持っていますか?
(写真) 単純に経験がないなと(笑)。だからこそ魅力であり、どのような心境で自分が空哉を演じるのか…今から楽しみにしています。
脱獄することは非日常的ですし、やはり単純におもしろそうという点が一番ですね。俳優でなければ出来ない経験だと思いました。
脱獄ということで、走るシーンがたくさんあるのですが、もともと、ボクシングもしていることもあり、トレーニングがてら走りたいと思っています!
髪型を変えて、周りの反応はいかがでしたか?
自分がどういう風に見えるのか不安はありました。メンバーに坊主になることを事前に伝えたところ、「とっとと剃れ!」と亀(亀梨さん)と中丸に言われました(笑)。
KAT-TUNで坊主担当と言えば、昔は田中聖だったのですが、幸い今は坊主担当がいないので、今は僕がKAT-TUNの新しい坊主担当かもしれないですね(笑)。
ロードムービーなので、髪の毛を切らずにそのまま伸ばしたままでお話を進めて行くとプロデューサーが言っていました。僕は、髪の毛が伸びるのが群を抜いて早いんです(笑)。脱獄メンバーの中で、誰が一番伸びるのが早いのか、視聴者のみなさんに見てほしいです…いや、お話を見てほしいです(笑)。
共演者の印象を教えてください。
(写真) 元々、僕は、市原さんの『ボックス』という映画を拝見したことがあり、お会いしたらこの映画のお話をしたいと思っていました!今もボクシングのトレーニングに通われているということで、共通の話題もあるので、お話ししていて楽しいですね。
塚本さんには、以前KAT-TUNのライブに来ていただいたことがあったので、お会いしたときに、その時のお話をしました。菅田くんとは、今回ご一緒するのが初めてなのですが、役柄上もあると思いますが、休憩中も一番お話しすることが多いです。
ドラマの世界観をそのままの僕らの関係で作れたらリアルですし、面白い関係になるのではないかなぁと思っています。ロケでの撮影だと共演者のみなさんと話す機会も増えますし、役柄についてや、その他にもいろいろなことを話すことで、気持ちが自然に1つになっていったらいいなと思います。その空気感を画面を通して、視聴者のみなさまにも感じていただけたらいいですね。
同年代の人たちとのお芝居は刺激になります!僕以外のみなさんは、俳優としてのキャリアがあるので、お芝居していてとても勉強になります。それを肌で感じて吸収していきたいなと思っています。

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