ランナウェイ〜STORY完全版

第3話

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アタルは水を汲みに来ていた昌江に、知っていながらも息子のことを尋ねる。
やはり親子の縁を切ったという昌江。自分が甘やかしてしまったことが原因だし、本当はお好み焼き屋を継いで欲しかった…とつぶやく。その言葉に潜んで聞いていた空哉の表情も沈む。アタルは昌江に「自分のやっていることが正しいかどうかわからないことがある。けど、息子さんは、いつかオバちゃんを喜ばせたいって思っているんじゃないですか？」と言う。そのアタルの言葉に空哉は涙が込み上げる。しかし、アタルの言葉むなしく、「もう待ちつかれたわ。刑務所帰りの息子が生きていけるよう店を買い戻すために頑張ったけど。もう無意味やな。屋台もう辞めることにしたわ。」と告げ、寂しく微笑むのだった…。その姿を見た空哉は、決心をしたようにtwitterに何かを書き込んでいた―