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営業のUNiQUE project 新生活応援キャンペーン

新生活応援キャンペーンとは?

タイトル通り、春に新生活をスタートさせる、全ての人にエールを送るのがコンセプト。
進学・転職・転勤・・・そんな節目を迎えた人達の、新天地での活躍を後押しできるよう「衣・食・住」にまつわる“お得情報”を紹介するのが狙いです。

新生活応援キャンペーン
営業推進部 片岡 契
営業推進部
片岡 契 入社8年目
18才から放送業界一筋!学生時、在京ラジオ局にてAD。卒業後、地方テレビ局にて報道制作部、東京支社営業部。TBSラジオ入社後は、営業部外勤、営業推進部デスクを担当。2013年「ヘルスケアキャンペーン」もプロデュース。

キャンペーンの目玉は、約10年ぶりとなる自動車のプレゼント!
“リスナーを本気で応援”の考えから、トヨタ「ラクティス」を1台用意しました。
応援大使には杉村太蔵さんを起用。「大学中退、転職、選挙当選、落選、タレント転身」と様々な経験を持った杉村さんならば、楽しく、前向きに新生活を応援出来ると判断しました。

キャンペーンでは、各人気番組へ協力を依頼。3月10日(月)から1週間のキャンペーン期間中、

上記のような企画内容を放送しました。

また15日(土)には、12時から1時間の特別番組をOA。特番は、TBS内のスタジオにリスナー80名を招いて、公開収録形式で制作。杉村太蔵さんとTBS小林悠アナが、リスナーとともにファイナンシャルプランナーやマナーコンサルタントから、「公共料金や電気料金の賢い支払い方」、また「新社会人の電話の出方」など、知って得するお役立ち情報を学びました。

公開収録後には、リスナーからのアンケートで杉村さんの司会について「親しみやすく好感がもてる」、「キャンペーンキャラクターにぴったり」「苦労があの人を作っている」といった声が寄せられたほか、ファイナンシャルプランナーやマナーコンサルタントの話については、「目上の方に靴下を贈ってはいけないとは知らなかった」「小さい冷蔵庫は 電気代が少ないとは限らない、には驚いた」などの感想がありました。
また、スポンサーも杉村さんに好印象を抱き、「自社商品を手に写真を撮影し、自社のHPに掲載したい」との要望が寄せられました。
概ね良好な感想が多かったものの、「会場時間が早すぎて退屈した」といった声が、散見されたため、反省点を今後に生かしたいと感じた部分もありました。

新生活応援キャンペーンを実施したわけ

杉村太蔵さんとTBS小林悠アナ公開収録 プロデュースのきっかけは、年々減少している放送収入を増やしたいと思ったから。番組やキャンペーンは、編成部や制作担当が企画立案するのが一般的です。しかしながら、近年はラジオを取り巻く経営環境の変化に伴い、営業発の企画も少なくありません。
2013年9月には「ヘルスケアキャンペーン」を立ち上げ、健康志向の企業を中心に多くのスポンサーから協賛を得ることが出来た結果、役員賞を頂いたという事例もあります。

今回の企画立案にあたっては、2013年10月、2つの経済情勢に目をつけました。

1つは、消費増税。実施決定を受けて、3月に駆け込み需要が発生し、顧客獲得を狙った企業の積極的な広告出稿があると予想しました。
もう1つは、円安株高。企業の好決算の可能性が高まり、3月に期余り予算での広告出稿が数多くあると判断。キャンペーン企画のセールスにビジネスチャンスを見出しました。

営業関係の部署が、企画を立案する場合、単に「面白い」、「斬新」、「画期的」といった切り口だけでは実施に至りません。民間放送である以上、「売上げ」「利益」といったビジネスとして成立するか否かが焦点となります。よって、新生活応援キャンペーンの実施にあたっても、様々な部署の了承を得る必要がありました。

はじめに営業推進部内では、キャンペーンの企画概要をプレゼンテーションする一方、車の購入費用を含めた収支予想を試算して説明し、了承を得ました。
片岡 契 続いて実際にセールスにあたる営業部に対しては、2つの経済情勢を背景に想定される協賛スポンサーなどを並べて「必ず売り上げ増につながる」と説得。

また、キャンペーン実施の可否について、最終ジャッジする編成部に対しては、各番組で取り上げる想定テーマを、「マネーと新生活」「マナーと新生活」「家電と新生活」など数パターンを提案し、各人気番組で取材し、キャンペーンを盛り上げて欲しいと打診しました。

結果、編成部にも快諾を得ることが出来、正式に実施についてGOサインが出ました。

キャンペーンの成果

引越しの「日本通運」、家電の「ハイアールジャパンセールス」など合計13社の協賛が決定。2013年度の増収に大きく貢献しました。

キャンペーンの成果
営業推進部でも、番組やキャンペーンのプロデュースは可能です。
しかし、部署の性格上、常に収支が問われます。
リスナー、スポンサー、TBSラジオ、「3方良し」の精神による
企画立案が成功への近道かもしれません。