最新議事録

2018年6月25日(月)開催 第163回 TBSラジオ番組審議会より
「TALK ABOUT」2018年6月9日(土)(22時−24時)放送分について

出席者(敬称略)

委員長大石 裕 
副委員長伊藤 英敏 
委員横山 真司 ペリー荻野 水科 孝之 増田 弥生 柴田 ゆう

局側出席者

 三村 社長

 古川常務取締役編成局長

 碧海取締役番組審議会事務局長

 三条制作部長

 大谷番組プロデューサー

審議対象番組

2018年6月9日(土)放送(22時−24時)、「TALK ABOUT」。
2018年4月スタートの新番組。ダンス&ボーカルグループDa-iCEのリーダー工藤大輝をパーソナリティに、「10代の『リアルな今』が集まる情報バラエティ」をコンセプトとして、10代に人気のゲストトークやカルチャーで構成する2時間の生放送。

委員の主な発言

◇私が10代とか学生の頃に聞いたラジオの放送を考えると、やはり時代背景が全く違っているので非常にお洒落。『パック・イン・ミュージック』とか『オールナイトニッポン』とか、やはりちょっと田舎臭い感じがあった。田舎出身の人が東京に来て、成功して喋っている。でも今は地方の人も東京の人も全く関係なく、LINEとツイッターで繋がりが出来るというのは、私たちには想像できない方向へ多分広がっていくのではないか。

◇もっとはみ出してもいいし、もっと反論が来るようなトークになってもいいと思う。みんなが落ちついてしまうのではなく、「僕はこういう意見だ」という違う反論が出てくる方が番組的には面白くなるので、工藤さんの工夫でもっと盛り上がるのではないか。

◇全体的にワンパターン過ぎるのではないかという印象を受けた。コーナー毎のメリハリがない。工藤さんは、どちらかというと二枚目肌というか、三枚目にはなり切れないのかなという感じがする。

◇最も衝撃的だったのは、ツイッターを見ながら聞いていると、ツイートがどんどん更新されていく。そのコミュニティのあり方が新鮮。全く違うラジオの聞き方。

◇登場人物がTBSらしくない。この番組は攻めているなとすごく感じた。10代に向けているという気概を感じるいい人選だなと思った。

◇工藤さんの声が時々小さく早口になって、聞き取れない部分があった。曲紹介も軽くさらっと話されると、ちょっとついていけないところも。ゲストや曲の紹介は、しっかりとはっきり話してほしい。

◇非常に優しさが溢れ、スムーズに流れるいい番組だという印象を持つことはできた。だが、やはり若者層の持っている闇の部分が消え去っている。今の若者を見ていると、コミュニケーションに非常に気を遣って、傷つけないようにし合って、表面的にはいいコミュニティ、仲間がいるぞということを強調したがって、卒業の最後の瞬間なんて「私はいい友達に恵まれて幸せでした」とみんな言っていく。その雰囲気がそのまま持ち込まれている。確かに、そこ(闇)の部分が余り増えてしまうと、今の10代とか逃げ出すのはよくわかるが、余りにもなさ過ぎたなと寂しい思いをしたというのが率直な感想。

以上



(TBSラジオ番組審議会事務局)